電脳筆写『 心超臨界 』

目標を立てることは
見えないものを見えるようにするための第一歩
( トニー・ロビンズ )

◆東京裁判史観に縛られた文科省 《 主権認識に挑戦する「不正検定」――小堀桂一郎 》

2024-05-08 | 04-歴史・文化・社会
ここに見られるのは「新編日本史」事件の場合とは比較にならぬ教科書調査官の質の劣化と偏向である。それに加へて、現在世界的に認証を得つつある歴史修正主義から敗戦利得権者達に向けられた、その暗黒面暴露への恐怖である。歴史教育の領域に於ける文科省官僚のこの腐敗は、武漢肺炎のウイルスにも譬(たと)ふべき惨禍を教育界にもたらすであらう。 . . . 本文を読む

「バカの壁」を乗り越えると「めぞん一刻」――養老孟子

2024-05-08 | 04-歴史・文化・社会
「バカの壁」の養老孟司さんは、この世でいちばん会いたい女性として「めぞん一刻」の高橋留美子さんを選びました。彼女の作品の魅力は「ぎりぎり感」ではなく「トボケ」。そこが、笑いと狂気の紙一重で勝負するような作風と比べ安心して読めるからだ、といいます。また、高橋さんがつくる言葉には、「錯乱坊(チェリー)」や「揚豚(かつ=喝)」などがとび出します。養老さんは、漢字とルビの二重構造のおもしろさを評価し、絵と文字、文字の形、すべてが意味のつながりをもって読む者の脳に大いなる働きを要求するとしています。 . . . 本文を読む

1888年、世界で初めて液晶を発見する――植物学者・ライニツァー

2024-05-08 | 05-真相・背景・経緯
オーストラリア・ハンガリー帝国の植物学者ライニツァーがコレステロールの植物への影響を研究する中で、ある化合物の結晶が145.5度の温度で溶けて濁った液体になり、178.5度まで温度を上げると透明な液体に変化することを発見。 . . . 本文を読む

表現にいどみつづける魂をこめて――秋野不矩美術館

2024-05-08 | 04-歴史・文化・社会
おとといの日曜日、浜松市二俣にある秋野不矩美術館を訪問した。天竜石神の里で開かれた「東海円空芸術協会」の納涼会でしたたか飲んだ翌朝の帰り道である。8月2日から、第三回所蔵品展「薫る大地インドⅡ ~人・神々~」が開催されたばかりのところだった。 . . . 本文を読む

何度も繰り返してやるべきである――ジョン・トッド

2024-05-08 | 11-韓国語で学ぶ名言の智恵
【몇 번이고 반복해야 한다】  たとえば文法を覚えようとする場合、文法だけをまとめて長時間だらだらやるよりも、短時間でよいから全神経を集中して勉強し、それを何度も繰り返してやるべきである。 . . . 本文を読む
コメント (1)

視力を失ったことが幸いする――ドワイト氏

2024-05-08 | 11-韓国語で学ぶ名言の智恵
【한국어로 배우는 명언의 지혜】  勉強というのは、ぼんやりして全然頭が働かず、体もけだるく、痛みさえ感じているような時でも、何時間も何年間もひたすら続けていかなければならないものだということを頭に入れておくべきだ。 . . . 本文を読む

キイロナメクジの動向を探る――狩野泰則

2024-05-08 | 09-生物・生命・自然
日本が開国した幕末のころ、ヨーロッパの文化とともに上陸し勢力を広げたキイロナメクジは、1980年代に忽然と姿を消す。 . . . 本文を読む

一冊の本を完全に理解するほうが十冊の本を生半可に理解するよりずっとためになる――ジョン・トッド

2024-05-08 | 11-韓国語で学ぶ名言の智恵
【한국어로 배우는 명언의 지혜】   どこかであいまいに仕入れた一知半解の知識がたくさんあるよりも、量は少なくても、きちんとした知識があるほうがはるかにましである。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 小泉進次郎が衝いた中国ODAの実態――高山正之 》

2024-05-08 | 05-真相・背景・経緯
何をやってもダメ進次郎が先日、ベトナムへの火力発電所建設援助に珍しく大声で文句をつけた。CO2を出す火力発電の輸出など許さんといい子ぶっただけだが、その火力発電所建設工事を受注したのが「何でみな中国なのか」と素朴な疑問を口にした。実は日本がヒモ付きをやめたあと、毎年1兆円近いODAはほとんど中国が受注していた。中国の繫栄は日本の愚かさの上に咲いていた。中国はもう沢山だ。進次郎が衝いた事実を噛みしめ、ヒモ付きを復活し、CO2を出さない原発を蘇らせれば、もうだれにもお馬鹿さんとは言わせない。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 ショック・ドクトリン――中野剛志 》

2024-05-08 | 05-真相・背景・経緯
新自由主義的な政策は過激なものであるため、通常であれば受け入れられない。しかし、戦争や恐怖政治あるいは自然災害のショックによって恐怖を与えられると、人々は思考停止状態となり、新自由主義者の急進的な改革を受入れるようになる。CIA(中央情報局)は、囚人にショックを与えて記憶を消去して精神を改造するが、新自由主義は、そうしたショック療法による人間改造と同じ発想に立つものである。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 ドイツではなぜ共産党は違憲なのか――福冨健一 》

2024-05-08 | 04-歴史・文化・社会
日本では、民主主義は間違わないと信じ安心していますが、時として暴走し全体主義、独裁国家が生まれる土壌があるのです。日本では戦前、大政翼賛会が誕生し、ドイツでは、反ユダヤ主義を掲げるヒトラーが政権をとっています。こうした歴史への反省から西ドイツでは、基本法にこう規定しています。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 つくる会狙い撃ちの「不正検定」――藤岡信勝 》

2024-05-08 | 04-歴史・文化・社会
個人の恣意に生殺与奪の権力を付与する「一発不合格」制度は憲法の禁ずる検閲である。また、国家公務員が特定の教科書会社を差別的に扱うことは、憲法第15条の「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」という規定に明白に違反する。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 菅総理長男の接待問題で改革が流れた――渡邉哲也 》

2024-05-08 | 05-真相・背景・経緯
21年2月には、東北新社に勤務する菅義偉総理(当時)の長男らが、総務省幹部らを違法接待していたことが明らかになった。東北新社も外資法規制違反を行っていたが、同年5月に衛星放送事業の認可取り消し処分を受けている。総務省改革の途中で醜聞が報じられたのが「偶然」かどうかはともかく、この一連の総務省スキャンダルの影響で放送法改正は失速した。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 「鬼滅の刃」の経済効果とテレビ局――渡邉哲也 》

2024-05-08 | 05-真相・背景・経緯
実は、このドル箱コンテンツは民放キー局にはほとんど利益をもたらしていない。その理由は「鬼滅側」がキー局を選ばなかったからだ。まず人気爆発の分岐点となったアニメ放送だが「鬼滅――」の地上波放送は東京MXなどローカル局のみ。全国放送はBSの「BS11」とCSのアニメ専門チャンネル「AT-X」のみである。(中略)キー局を選ばなかった理由の一つが、キー局が制作者側にふっかける高額な「局印税」にあるとされている。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 島原の乱の正体――渡辺惣樹 》

2024-05-08 | 04-歴史・文化・社会
【渡辺】 島原の乱とその歴史的背景については宮崎さんとの前著『激動の日本近現代史1852-1941』で詳しく論じているので、本書では一点だけ指摘すると、島原の乱は幕府の弾圧に対するキリスト教徒の反乱ではなく、その背景には、ポルトガルとオランダの対立、すなわち、カソリック対プロテスタントの信仰をめぐる戦いがあった。 . . . 本文を読む