電脳筆写『 心超臨界 』

あなたが犯す人生最大の過ちは
過ちを犯すことを常に恐れることである
( エルバート・ハッバード )

2010年 7月 名言との出合い

2022-05-31 | 10-名言との出会い
一時間の幸せを得たいなら、昼寝をしろ 一日の幸せを得たいなら、釣りに行け 一か月の幸せを得たいなら、結婚しろ 一年間の幸せを得たいなら、多額の財産を相続しろ 一生の幸せを得たいなら、人の役に立て (中国のことわざ) If you want happiness for an hour -- take a nap. If you want happiness for a day -- go fishing. If you want happiness for a month -- get married. If you want happiness for a year -- inherit a fortune. If you want happiness for a lifetime -- help someone else. ( Chinese Proverb ) . . . 本文を読む

不都合な真実 《 人権じゃない。人絹だ! 》

2022-05-31 | 05-真相・背景・経緯
次の問題は、この人絹(ビスコース・レーヨン)である。かつては日本の東レ、旭化成など世界的なメーカーもあったが、日本の森林資源保護、林業の衰退により海外へ工場を移転した。レーヨンは森林資源、つまり木材をパルプとして化学処理によってつくられる人工の絹である。絹糸の世界的大手の90%がじつは新疆ウイグル自治区に集中している。インドのアディチャバーラは出荷量で世界一だが、全体の量産では中国である。ウイグルで起きているジェノサイド、中国への制裁、そして生じてきた大問題は、綿花と人絹のサプライチェーンが崩壊に直面するのだ。 . . . 本文を読む

沢庵禅師 虎の檻に入る

2022-05-25 | 03-自己・信念・努力
「もう一人、入れる」と家光は一座を見渡した。一同は視線を避けようとする。後ろに控える沢庵禅師に、「どうじゃ、禅師、御身ひとつ入ってみるか」と言った。辞退するだろうと家光は内心思っている。すると沢庵はにっこり笑って、立ち上がり、片手に数珠を下げてフラフラと檻のほうに歩いていく。但馬守と違ってすきだらけである。檻の番の者が、手早く戸を開けると、沢庵はそろそろと中に入っていく。 . . . 本文を読む

アメリカ先住民を描いた大河ドラマ――「イントゥ・ザ・ウエスト」

2022-05-23 | 04-歴史・文化・社会
19世紀、大西部での白人とネイティブアメリカンの65年、3世代にわたる大河ドラマをスティーブン・スピルバーグが製作した。彼の視点は先住民側にあって、彼らがいかに弾圧され、その歴史がゆがめられて伝えられてきたかを告発している。 . . . 本文を読む

「知」を研ぎ澄まし創造的破壊を実践する――松永安左エ門

2022-05-22 | 08-経済・企業・リーダーシップ
日経新聞「やさしい経済学」が日本の企業家を特集している。今回の企業家は、「電力の鬼」といわれた松永安左エ門。解説は、スタンフォード日本センター理事、今井賢一さん。 . . . 本文を読む
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今なぜ李方子(イパンジャ)妃なのか――黒田勝弘

2022-05-20 | 04-歴史・文化・社会
日本の雑誌『文芸春秋』に今年1月号から人気作家、林真理子さんの小説『李王家の縁談』が連載されている。今からちょうど100年前、日本の統治下にあった韓国の李王家に日本の皇族から嫁がれた李方子(イパンジャ)妃(1901~89年)の物語である。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 五輪中止運動 》

2022-05-20 | 05-真相・背景・経緯
平成25年9月、激しい招致合戦の末、開催の栄誉を勝ち取った東京。東日本大震災からの復興アピールと「おもてなし」の力でライバル都市に競(せ)り勝った日本は、歓喜と同時に大きな「責任」を負った。その責任ある日本が、感染者が日本よりはるかに多い米国や英国で、メジャーリーグや全英テニス、サッカー欧州選手権などが行なわれているのに「なぜ五輪を中止できるのか」という常識が私にはある。自ら負った責任と使命に対する日本国民としての「自覚」と言いかえてもいいだろう。 . . . 本文を読む

朝鮮戦争勃発で「冷たい戦争」が「熱い戦争」に転じた――本郷美則

2022-05-19 | 04-歴史・文化・社会
ユーラシア大陸に西は東西両独の国境から、東は中国、北朝鮮、ソ連の沿海州・サハリン・千島、南は中央アジアの諸国にわたる広大な「共産圏」が形成され、世界の国々は、1917年のロシア革命に始まった20世紀における地球規模の対立、「自由民主主義か国際共産帝国主義か」の体制選択を迫る「冷戦構造」に組み込まれることになった。 . . . 本文を読む

今の森林管理がおかしいという前提に立って問題意識を持ってほしい――速水享さん

2022-05-18 | 08-経済・企業・リーダーシップ
「林業を担える人材を育てたい」と速水享さん(55)が塾を立ち上げて4年余り。6回目の今回は2日間にわたって専門家の講義や間伐などの施業の現場見学、実習をした後、3日目は朝からグループディスカッション。20人の参加者が「今後取り組んでみたい林業関連事業」を提案し、その中から選ばれた5つの事業についてグループに分かれて議論し枠組をつくった。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 人はなぜ若いときにリベラルに惹かれるのか 》

2022-05-17 | 05-真相・背景・経緯
保守の本質は一つには伝統文化の重視であると言われるが、それは伝統文化、つまりそれに従っていれば安心であるというルールなどによって病原体などから自分の命を守るという極めて重大な意味を含んでいることがわかる。ではなぜ人は若いときには保守ではなく、リベラルに走りがちなのだろう。 . . . 本文を読む

後世に技術を伝えることができない――刺しゅう針職人・小島清子さん

2022-05-17 | 05-真相・背景・経緯
「刺しゅうをするのに、手作りの針はとても使いやすい」。人間国宝の福田喜重先生から一般の愛好家まで、私の手製の針を愛用してくれている数百人のお客さんは、口をそろえて言う。機械で大量生産される針と比べて、丈夫で弾力性に富むという。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 行き過ぎた男女否定教育の末路 》

2022-05-17 | 04-歴史・文化・社会
勇気を教えるはずの「桃太郎」の物語が改変され、桃から「桃太郎」と「桃子」が生まれ、鬼退治に行くのは桃子という劇が学校で演じられる例もあったという。桃太郎が鬼ヶ島に行かなくても、「男らしくない」と責めないでください、という笑えない内容だという。シンデレラの物語の配役も、男女逆転しなければならないのだろうか。 . . . 本文を読む

日本人は虫の鳴き声を左脳の言語中枢に入れる――角田忠信

2022-05-16 | 09-生物・生命・自然
とくに虫の鳴き声は、日本人はことばのほうに入れ、西洋人は雑音のほうに入れるというのはおもしろい。それが、日本人と西洋人のものの考え方のちがいを生み出しているひとつの理由ではないか、というわけである。 . . . 本文を読む

石井さんの本を開けば、いまでも彼女の声が聞こえる――阿川尚之

2022-05-16 | 06-愛・家族・幸福
今から50年前の3月、石井桃子さんは自宅に「かつら文庫」を開設した。著書『子どもの図書館』に「この春から小学校にあがるNちゃんという男の子が、一番乗りしてきました」と記されているのが、私である。その日から5年間、毎週日曜日に文庫へ通い本を読んだ。 . . . 本文を読む

対象になりきることが「工夫」――松原泰道禅師

2022-05-15 | 03-自己・信念・努力
『夢中問答』は、鎌倉時代の禅僧・夢窓国師(むそうこくし)が、足利尊氏の弟直義(ただよし)の質問に答えた法話をまとめた書物です。夢窓国師は、この書で「工夫」について、「本分(ほんぶん)の工夫をなす人、万事の中か工夫の中かとへだつべきことなし」と直義に言っています。「本分の工夫をなす人」とは、自分の本心を自覚した人、という意味です。本分を自覚した人にとっては、工夫の中に日常生活があるのか、日常生活の中に工夫があるのか、などと区分けして考えることはないというのです。 . . . 本文を読む