電脳筆写『 心超臨界 』

良い話し手になるゆいつの法則がある
それは聞くことを身につけること
( クリストファー・モーレー )

平成30年(2018)3月 名言との出会い

2018-03-31 | 10-名言との出会い
H30.03.31 意志あるところ道は開ける ( オリソン・スウェット・マーデン ) A will finds a way. ( Orison Swett Marden ) H30.03.30 勝利するのは希望に満ちた楽天的で陽気な心の態度である 楽観主義は成功を築き、悲観主義は達成を妨げる ( オリソン・スウェット・マーデン ) It is the hopeful, buoyant, che . . . 本文を読む

財務省は忖度しない組織――高橋洋一さん

2018-03-27 | 04-歴史・文化・社会
学校法人「森友学園」国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改竄問題で、よく取り上げられる「特殊性」とは、森友学園への貸し付けが特例的に3年から10年に延長されていた▽ごみが大量に埋まっていた▽いろいろ要求を突き付きてくる籠池泰典前理事長との契約―ということです。野党や一部メディアは安倍晋三首相や昭惠首相夫人への「忖度」があったのではないかと疑っていますが、財務省という組織は忖度しません。 . . . 本文を読む

近畿財務局の失敗 随意契約だけ――高橋洋一さん

2018-03-25 | 04-歴史・文化・社会
改竄された決裁文書では、森友学園の籠池泰典前理事長が安倍昭惠首相夫人について触れていた経緯が書かれていました。複数の政治家秘書が問い合わせをしていたとも記載されていた。野党は「関与があった」「忖度があった」といいますが、陳情案件なので近畿財務局が経緯をすべて書くのは普通のことです。忖度があったのなら怖くて名前を書き込めないでしょう。むしろ、こうした陳情に応じず「俺たちは仕事を適正にきちんとやっている」という証しとしてメモを残していたんですよ。普通の人よりきちょうめんかな、とはおもいますけどね。 . . . 本文を読む

野党・メディアの魔女裁判いつまで――阿比留瑠比さん

2018-03-23 | 04-歴史・文化・社会
森友・加計学園問題をめぐって今起きていることはつまるところ魔女狩りであり、魔女裁判ではないか。事実や実態などどうでもよく、ただ自分たちが「敵」または「いけにえ」に選んだ相手を、手段を選ばず火あぶりにしようとしているだけではないか―。この1年余、野党議員や一部メディアが主張し、国民を誘導しようとしてきたことは、筆者の目には次のような倒錯だと映る。「『面従腹背』を座右の銘とし、風俗店に通い詰める天下りの元締は無謬の聖人君子だ」、「虚言癖があり、補助金詐欺容疑のある男の証言は信用できるが、安倍晋三首相の言葉はみんな嘘だ」…… . . . 本文を読む

尊敬され心服させる秀才と反感だけ買われる秀才――伊藤肇さん

2018-03-22 | 03-自己・信念・努力
同じ秀才とよばれる人間の中にも、凡人に尊敬され、心服される秀才と、反感だけしか呼び起こさない秀才と二通りある。周囲をみまわしてみると、頭がいいとか、才があるとかいう人間はざらにいるが、「人間ができている」というのはさっぱりいない。このため、下っ端で使われているうちはいいが、少し、部下をもたせねばならぬようになると、いろいろ障害がでてくる。これは教育が人間の本質的要素を忘れて、付属的な方面にばかり傾いた結果といえよう。 . . . 本文を読む

歴史と考古学の違い――渡部昇一教授

2018-03-19 | 04-歴史・文化・社会
第二番目は、憶良が言ったように、「国民文学があります」ということです。国民文学がない国はたくさんありますが、日本の国民文学は王朝とともに古いわけです。確かに、語源学的に言えば、「この単語はどうもハワイ諸島あたりだな」とか、「これは南シナ海のあたりだ」とか、いろんなことが言えます。しかし、「国語」というものは、ある国民が生活していて、あるときパッと目覚めて、「我が国は」と言ったときの言葉なんです。「我が国は」という意識が生じてからの歴史が国史なんです。 . . . 本文を読む

女にない男の魅力――伊藤肇さん

2018-03-16 | 03-自己・信念・努力
【佐藤】 ロッキード事件の時、丸紅の大久保専務とか、伊藤専務の証人喚問をテレビで見ていて、男の社会というものは辛いものだ。とつくづく思いましたネ。そりゃ、いいたいことは山ほどあるんだろうと思うんですけど、それがいえないという辛さ。これは男の世界だけなんですよ。女だったら、遠慮会釈なしにベラベラしゃべっちゃって、誰がどうなろうと知ったことじゃない。これが女の正義なんですよ。ところが男の正義というのは自分がいかにののしられようとも、どうしてもしゃべれないというところで悪役にならなければ仕方がない点がありますわネ。 . . . 本文を読む

靖国参拝に反対している国は僅か2カ国――江崎道朗さん

2018-03-15 | 04-歴史・文化・社会
首相の靖国神社参拝を正面から批判している国は、世界190数か国のうち僅か2カ国、つまり中国と韓国だけである。一部マスコミが、僅か2カ国の反対をもって「外交的行き詰まり」(平成17年6月14日付朝日新聞「社説」)などと大げさな表現で、あたかもアジア全体が参拝に反対しているかのような紙面作りをしているため、すっかり騙されている人が多いが、世界の大半は何ら問題視していない。ほとんどの国は、自国の戦没者をどのように祀るかは純然たる内政問題であって、他国が口を挟むべきではないという国際社会の常識を弁えているからである。 . . . 本文を読む

悟りとは大いなるうなずき――松原泰道禅師

2018-03-13 | 03-自己・信念・努力
中国唐代の香巌智閑(きょうげんちかん)和尚は、経典も深く研究した聡明博識な僧でした。その香巌が、あるとき、師の偽山(いざん)和尚から、「父母未生以前(ふぼみしょういぜん)の一句を言ってみよ」と問われ、ついにこれに答えることができませんでした。「父母未生以前の一句」とは、父母が生まれる前の一句、ということですが、この「父母」は両親ということではなく、禅では「二見(にけん)」といって、物事を二つに分ける考え方、相対的な考え方のことをいいます。 . . . 本文を読む

良寛禅師の「慈顔」――伊藤肇さん

2018-03-07 | 03-自己・信念・努力
呂新吾が「第一ノ美質」とする「厚重深沈」とか「深沈厚重」とかは、いったい、どんな魅力なのだろうか。まっさきに思い出すのは良寛である。良寛は一生を乞食雲水(こつじきうんすい)の境涯に終始した。もともと良寛は曹洞の禅者だったが、決して他宗の悪口をいわぬばかりか、進んで他力本願の歌を詠んだり、平気で日蓮信者の家でもお経をあげた。それでいながら、良寛が慈顔をみせるところ、おのずから、人を感化してしまった。 . . . 本文を読む

今も残る「カミカゼ」の後遺症――渡部昇一教授

2018-03-06 | 04-歴史・文化・社会
硫黄島の次は沖縄であった。多数の民間人の住むところが近代戦の戦場になるということを、日本人ははじめて体験したことになる。沖縄は「県」であり、そこはどうしても救わなければならない場所であった。陸軍は、制空権を失った状況の下で、独自の作戦による持久戦を試みたが、現地を知らない大本営の命令のために、無理な総攻撃をやって一挙に防禦力を失った。沖縄の学生や女学生の健気(けなげ)な戦闘参加も伝えられ、本土の学生たちも「明日は、わが身」と考えていた。 . . . 本文を読む

あたりまえのことに感動する心――松原泰道禅師

2018-03-05 | 03-自己・信念・努力
この「也」も「亦(また)」という意味です。「太」は「はなはだ」。したがって「也太奇」は、これは実に奇妙だ。はなはだ不思議だという意味になります。不思議だ、不思議だ、「無情説法」は実に不思議だ。耳で聴いただけでは、到底理解することはできない。「眼」で聞いて、はじめてその説法がわかる、という意味の偈ですが、無情、つまり人間のような意識や感情を持たない石や草木など、天地自然のすべてが仏法を説いている、というのが「無情説法」で、昔から難解な禅の公安として知られています。 . . . 本文を読む