日本サムスンは、テレビで放映された家族の姿に共感し、「わが家の家族記念日」というキャンペーンをはじめてくれた。広告主と視聴者が共感する番組が、素敵なメッセージを生む番組になる。 . . . 本文を読む
ある月曜日の朝、手帳を開いてその日のスケジュールを見ると、会議や締め切りやプロジェクトの数々が私を見返し、私の五感を攻め立てました。そのとき、あのいつもの疑問がわき上ってきました。いったい全体、こんなものがどれだけ重要だっていうんだろう? . . . 本文を読む
昔、ネコとイヌとネズミと赤いメンドリが居心地の良い小さな家に住んでいました。ネコはふわふわのソファでごろごろ。イヌは日当たりの良いポーチで、ネズミは暖炉のそばのイスで寝てばかりいます。 . . . 本文を読む
私は女だ。女であるからには、やがては人の妻になり、そして母となる。さて、妻として、母として、最も大切なものは何だろうか。それは親切ではなかろうか。親切な妻となり、親切な母となることがいちばん大切だ。とすれば、この職場で、毎日毎日働いているのだから、毎日の仕事の中で〈親切〉という徳を身につけるよう。努力してみよう . . . 本文を読む
私は教会の奉仕活動で、毎週病院や刑務所を訪問していますが、そこには、励ましを必要としながら生きている人々がいます。ほとんどの人は花が好きで、花を見たり、その香りをかいだりすることができます。でもこの墓には、生きてる人はいません。花の美しさを見て、その香りをかぐ人は、誰もいないのです……。
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4歳の末娘が最近よく反抗する。先日も、着ていく服のことで機嫌が悪くなり、ぷいっと横を向いたので、こちらも朝から厳しい言葉を返してしまった。娘は鼻をふくらませ、怒りをあらわにし、自分で服を選びさっさと着替え、私を待たずに玄関で靴をはいていた。 . . . 本文を読む
おやじの弁当は軽く、俺の弁当は重かった。おやじの弁当箱はご飯が半分で、自分のにはいっぱい入っており、おやじの弁当のおかずは味噌(みそ)がご飯の上に載せてあっただけなのに、自分のにはメザシが入っていたことを、間違えて初めて知った。 . . . 本文を読む
表表紙、裏表紙それぞれをめくったところには、庭仕事をするリディアとおばあさんが描かれています。その穏やかで安定感に満ちた姿は、人間的な強さを感じさせます。大地に種をまき、大事に、丹念に育てているのは、きっと植物だけではないのでしょう。人そのものも育っているのにちがいありません。 . . . 本文を読む
くたくたママが店から戻り、買い物袋をかかえてキッチンへ入った。待っていたのは8歳の息子。弟がやったいたずらを、しゃべりたくてうずうずしてた。「ぼくは外で遊んでて、パパは電話中だったんだ。そしたらあいつがクレヨンで、壁に落書きしちゃった。ママが書斎に張ったばかりの新しい壁紙にだよ。そんなことしたらママが怒るぞって言っといたよ」
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デトロイトのある学校の女先生が、授業中に逃げた実験用のねずみを、スティービー・モリスという少年にたのんで、さがし出してもらった。この先生がスティーヴィーにそれをたのんだは、彼が、目は不自由だが、そのかわりに、すばらしく鋭敏な耳を天から与えられていることを知っていたからである。 . . . 本文を読む
子どもにとって、お母さんが他のどんな人とも違うところはどこでしょうか。世界30何億のすべての人が、『あの子はだめだ』と見放し、見捨ててしまっても、見放すことも、見捨てることもできない最後の人、それがお母さんという人ではないでしょうか。 . . . 本文を読む
母が急に亡くなって、まもなく3年になる。私の結婚式まであと2週間というときに、母は逝った。私は悲しみに打ちひしがれた。結婚式は私の生涯で最高の日だったというのに……。あの場に母にいてほしかった。母が恋しくてたまらなかった――その気持ちはいまでも変わらない。
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親に束縛された生活に飽き飽きしている一人の若い娘がいました。娘は、神さまを第一に考える家のしきたりに反発して言いました。「あなた方の信じる神さまなんか大嫌い。もう、うんざりだわ!」。娘は、もっと面白おかしく暮らそうと決心して、家出しました。ところが、しばらくするとそんな威勢もどこへやら、仕事を見つけることもできず、ついに通りで体を売るようになってしまったのです。 . . . 本文を読む