戦後築いてきた日韓関係を壊す不当な判決である。元徴用工が起こした訴訟で韓国最高裁が日本企業に賠償を命じたが、受け入れられない。河野太郎外相は「友好関係の法的基盤を根本から覆す」とし、韓国の駐日大使を呼び抗議したがそれだけで足りるのか。政府は前面に立ち、いわれなき要求に拒否を貫く明確な行動を取るべきだ。 . . . 本文を読む
H30.09.30
品質は職人の誇り
( W・エドワーズ・デミング )
Quality is pride of workmanship.
( W. Edwards Deming )
H30.09.29
宝石は摩擦なくして研磨されず
人間は試練なくして完成されることはない
( ルキウス・アンナエウス・セネカ )
A gem cannot be polished without friction, . . . 本文を読む
日本の経済水域にまでミサイルを撃ちこむ北朝鮮の暴挙に日本中が震撼しているが、アメリカが腕をこまねいて沈黙をつづけているならば、それへの対応策としてなぜ日本製のミサイル製作と発射を考えないのだろうか。アメリカはすでに核を伴わぬ新しい戦略兵器としてコンベンショナルミサイルという正確無比なミサイルの開発を始め日本にも示唆してきたがその後、最近ではその情報を遮断してしまった。宇宙衛星を打ち上げる日本のロケット技術からすれば、彼らを凌ぐ新兵器を日本が保有することを好まぬせいだろう。 . . . 本文を読む
もともとロシア・ゲート問題は2016年の大統領選挙の際、民主党全国委員会から情報が漏洩したことが発端であり、当時の民主党全国委員長の辞任にまで発展したものです。本来、民主党全国委員会は予備選挙の候補者に中立でなければいけませんが、党大会前、ヒラリー・クリントン候補を当選させるため、当時の委員らが結託していたことがメールのやりとりから発覚しました。そのメール情報はロシア政府がハッキングしたものであり、民主党全国委員会の内情暴露を行い、トランプを有利に導こうとした。その間、トランプ陣営とロシア政府の共同謀議があった、というものです。 . . . 本文を読む
約57万5千人に上る日本人抑留は明確なポツダム宣言(第9項)違反だが、ソ連共産党書記長のヨシフ・スターリンの支持により極めて計画的に行われた。原因は45年2月、米英ソ3首脳が戦後処理を話し合ったヤルタ会談にある。ここでスターリンは第32第米大統領のフランクリン・ルーズベルトに対日参戦を約束し、満洲や千島列島などの権益を要求したが、もう一つ重要な取り決めがあった。3カ国外相が署名したヤルタ協定だった。 . . . 本文を読む
安倍首相はかつて、こう語っていた。昭和47年の日中国交正常化以来、日本外交は「日中友好至上主義に自縄自縛となり、友好に反することは全否定する空気に支配されてきた。首相は、国益を確保する「手段」であるはずの友好が、いつの間にか「目的」となった倒錯を指摘し、さらに付け加えた。「友好の反することは何かを誰が決められるかというと、中国側が専ら決める」。首相がこれまでの対中外交で実行してきたことは、こんな旧弊を打ち切ることではなかったか。 . . . 本文を読む
安倍晋三首相は25日から訪中する。中国共産党の機関紙、人民日報傘下の環球時報「改善しつつある中日関係をさらに前進させ、両国の最高指導者交流の正常化を意味する」と高く評価し、歓迎する意思を示した。この新聞が5年ほど前、「安倍氏をブラックリストに入れて、入国禁止すべきだ」との社説を載せていたことを思い出せば、隔世の感を覚える。ただ、この5年間、安倍政権の対中政策はほとんど変っていない。にもかかわらず、中国当局と官製メディアの安倍氏への“評価”が180度変わったのはなぜか。 . . . 本文を読む
「山本周五郎のことなら、木村久邇典に聞けばいい」といわれている木村の著書の一つに『山本周五郎語録』がある。この本は「語録」の面白さもさることながら、「山本周五郎の人物観」というアングルから見るとひとしお味わいがある。山本周五郎が、まだ、かけ出し時代、馬込界隈の家を探したことがある。格好な貸家を見つけたので、大家へ交渉にいったら、「あなたの職業は何ですか」ときかれた。「俺は小説を書いている」というと、大家は貧乏神でも見るような顔をして、「うちでは小説家にはお貸ししないことにしているのです」と手をふった。 . . . 本文を読む
周公(周王朝の基礎をつくった名主。孔子が最も尊敬していた)は「一沐ニ三度、髪ヲニギリ、一飯ニ三度、哺ヲ吐クモ、天下ノ士ヲ失ワンコトヲ恐ル」(一度髪を洗う間にも、たびたび髪を握って人に応対し、一度、食事をする間にも、たびたび食べかけたものを吐きだして人に応対し、少しも人を待たせることがなく、よく気をつけて天下の士を遇したが、それでもなお、天下の賢人を失うようなことはないかと常に恐れていた)という名言をのこした。 . . . 本文を読む
初めに明言しておくが、筆者の立場は消費増税に反対である。なぜなら、日本経済は1990年代初め以降、約20年陥っていたデフレを伴う長期停滞から、ようやく脱出しかけている段階だからだ。この勢いをわざわざ止める政策を実行するのは「特上の下策」と言わざるを得ない。そもそも消費増税は、せっかくの経済の好転を阻害するものであることは間違いない。そしてその停滞は無視できない社会的損失を短期的・長期的に招き、アベノミクスの中心であるリフレ政策(日本銀行のインフレ目標付き金融緩和)にも大きなマイナスの影響をもたらすことは疑いない。 . . . 本文を読む
この原稿が掲載されてからおそらく約1週間後、安倍晋三首相は訪中の旅に出かけているはずである。習近平政権は、初めて日本国首相を賓客として招待したわけだが、彼らは一体どのような構えで安倍首相を迎え、日本に対してどのような外交攻勢をかけてくるのだろうか。習近平主席らはまず、安倍首相に対して「関係改善」への意欲を大いに示してくるのであろう。アメリカとけんかするときに日本に接近してくるのは中国伝統の外交戦略の一つである。今はまさに、習主席は心にもない「日中友好」にすがらなければならない時期である。 . . . 本文を読む
雨が急に激しさを増したのは、その時だ。滝のような雨が、ザァー!っと、先生の家を包み込んだ。怖いほどだった。南側だけ雨戸を閉めた薄暗い稽古場が、異様な雰囲気に包まれた。雨音がすごくて、なんだか心細くなった。台風の夜を思い出した。けれども不思議にワクワクして、みんなをぐっと親密に感じた。「ザァ―――――――――――――!」。木造の一軒家のすべてが、雨音にかき消されそうだった。あまりに大きな雨音で、室内にいながら外の雨が見えるようだった。 . . . 本文を読む
では、西郷のやっていることは何なのか。西郷ネットワークには、狂信的な尊皇派もいれば、尊王などとは無縁の人もいる。攘夷派も、開国派もいれば、家老も中級下級武士もいる。一見、統一性のない人々と付き合っているように見えますが、実は一本筋が通っています。西郷が重視したこと、それは改革派であることです。みな、各地で藩政改革を推進した有力者であり、立場が違えど国を想う有志なのです。 . . . 本文を読む
新疆ウイグル自治区の実質的最高権力ポストの共産党委員会書記に、習近平国家主席に忠誠を誓う陳全国氏が就いたのは16年8月だった。翌年、党中央政治局員に昇格した陳氏はそれまでチベット自治区での「中国化」に実績をあげたとされた。そして新疆ウイグル自治区では昨年春から前例のない大規模なウイグル住民の大量強制収容と洗脳工作を異様なスピードで推進した。チベットや内モンゴルでの少数民族の強制同化とはまったく異なる勢いでのこの工作の真の理由はなんなのか。 . . . 本文を読む
「地経学」(ジオエコノミックス)という概念は、「地政学」(ジオポリティックス)という概念を発展させたものだ。地理的な環境が、国家に対し政治的、軍事的に与える影響を俯瞰したものが地政学だが、そこに経済の側面を加えたものが地経学である。冷戦後の大きな流れとして、私は国家間の競争のフィールドが軍事から経済へと、その中心を移しつつあることに気づいた。 . . . 本文を読む








