電脳筆写『 心超臨界 』

あなたが犯す人生最大の過ちは
過ちを犯すことを常に恐れることである
( エルバート・ハッバード )

在日韓国人・朝鮮人は強制連行された人々の子孫だとの神話は、もう通用しない――産経抄

2018-04-28 | 04-歴史・文化・社会
政府が17日に閣議決定した答弁書は、昭和34年7月11日付外務省記事資料を引用していた。資料は「在日朝鮮人の渡来および引き上げに関する経緯、特に、戦時中の徴用労務者について」で、朝日新聞が「大半、自由意思で居住 外務省、在日朝鮮人で発表」と報じていたものである。 . . . 本文を読む

えもいわれぬ天才の魅力――伊藤肇さん

2018-04-28 | 03-自己・信念・努力
文芸評論家の中村光夫は、「時代を超えて生きのこることは、1世紀に十指にみたぬ天才だけに許された例外であり、大部分の作家は、彼の生きる時代との合作で才能を開花させ、時がくれば次の者に席を譲る。しかも、これだけのことを成就するためにも、衆に抜きんでた才能と努力と職業的誠実と、さらに多くの幸運が必要なのは、われわれの周囲をみてもわかることである」といっている。たしかに、天才だけが飛躍するし、そのひらめきには、えもいわれぬ魅力がある。 . . . 本文を読む

「寝てばかり」の野党はいらない――阿比留瑠比さん

2018-04-26 | 04-歴史・文化・社会
永田町用語で、野党が審議拒否して国会に出てこない状態を「寝る」という。与党はこれまで、野党に起きて審議に参加してほしいと呼びかけてきたが、いっそ、このまま寝ていてもらってもいいのではないか。職場を放棄し、無理筋の麻生太郎財務相辞任を求めてふて寝を決め込んでいる野党は、起きてきても真面目に政策を審議する気などないのだろうから。 . . . 本文を読む

「天不可無日、国不可無君」なる中国の知恵を知れ――石平さん

2018-04-24 | 04-歴史・文化・社会
「皇帝独裁の中央集権制」のもとでは、皇帝の暴政が全国に及ぶ暴政となるがゆえ、それに対する反乱もただちに全国範囲の反乱となることも、前述したとおりである。つまり大半の場合、民衆の反乱とそれに伴う内戦は、まさに全国民をそのなかに巻き込む全国規模のものとなる。しかも、皇帝政治は中国における唯一の統治システムだから、それが反乱によって崩壊すると全国はただちに無政府状態となり、次なる皇帝の座をめぐっての天下取りの内戦が、全国規模で展開されることになる。 . . . 本文を読む

「聖君」「仁政」への期待と皇帝政治の複雑な関係――石平さん

2018-04-23 | 04-歴史・文化・社会
確かに皇帝は万民一君の絶対的な独裁者であるから、秦の始皇帝のような暴政を行なうと、それがただちに全国民に多大な被害を与え、天下大乱の原因となってしまう。しかし、物事には必ず両面がある。逆に時の皇帝が前漢王朝の文帝と景帝のような賢明さをもって「文景の治」のごとくよい政治を行なえば、それが全国人民に安心と余裕を与えて社会の繁栄と安定をもたらす、ということになるのだ。 . . . 本文を読む

「奔競の者」より「退を好む人間」――伊藤肇さん

2018-04-22 | 03-自己・信念・努力
驕りたかぶって、人を侮る気持ちがあっては、有為の人材は決して、その人のために心を尽くさぬだろう。また物を吝(おし)んで、与うべきものを与えないようでは、民衆は決して力を尽くさぬだろう。有為の人材は心を尽くさず、民衆は力を尽くさぬとなったら、いかにその人にすぐれた才能があっても、また、重要なポストについて権力を握っても、たいしたことができるわけがない。 . . . 本文を読む

織田信長の思い切った逃亡――百田尚樹さん

2018-04-17 | 04-歴史・文化・社会
世界の歴史を振り返ると、全国統一などで歴史に名を残した名将は、皆、向かうところ敵なしで、連戦連勝で天下を掴んだかというと、決してそうではありません。必ず何度かは命を落とすような危険な目に遭っています。ただ、その危地から逃れる術が長(た)けているのです。戦国時代に覇を唱えた織田信長も、絶体絶命のピンチに見舞われています。信長の負け戦に、有名な「金ヶ崎の戦い」があります。 . . . 本文を読む

希望の党の体たらく――産経新聞

2018-04-16 | 04-歴史・文化・社会
希望の党という存在自体が、悪い冗談か嘘八百だったのか。同党と民進党が再結集し、5月上旬の新党結成を目指すという。昨年10月の衆院選で、希望の党は967万7524票の比例票を獲得している。理念や政策を信じて投票した多くの有権者は、詐欺に遭ったようなものである。 . . . 本文を読む

福沢の軽薄で皮相な「色道」観――伊藤肇さん

2018-04-16 | 03-自己・信念・努力
福沢諭吉について、伝記作家の小島直記は「大学者というより、天才的、独創的な思想家だったことは異論の余地はない。ところが『色の道』についてだけは軽薄皮相の考え方しかできなかった」と論断して、次のようなエピソードを紹介している。 . . . 本文を読む

「疑惑の〇〇」よみがえる記憶――阿比留瑠比さん

2018-04-13 | 04-歴史・文化・社会
よほどこういう言い回しが好きなのだろうと、改めて得心した。森友、加計両学園問題をめぐり、立件民主党の辻元清美国対委員長が、こんな発言を繰り返すのを聞いてである。「まるで官邸は『疑惑の館』になってしまったのではないか。官邸の地獄の釜が開いたくらいの感じでしょうか」。辻元氏は10日午前、国会内で記者団にこう語り、午後の党代議士会でも次のように強調した。 . . . 本文を読む

礼儀を教えるのは「異様」か――貝塚茂樹さん

2018-04-11 | 04-歴史・文化・社会
何が「異様」なのかが皆目わからない。前文部科学事務次官の前川喜平氏が、自らの著書や講演でこの4月から全国の小学校で使用されている教育出版の道徳教科書の「異様さ」が「群を抜いている」と批判を繰り返している。具体的には2年生の教科書であいさつの仕方をイラストで例示し、「つぎのうち、れいぎ正しいあいさつはどのあいさつでしょうか」としているのがいけないようだ。教科書の監修者の一人として反論したい。 . . . 本文を読む

前川氏、特定教科書を批判――産経新聞

2018-04-10 | 04-歴史・文化・社会
道徳の教科化に伴い、新学期から小学校で初めて道徳の検定教科書が導入されるのを前に、文部科学省前事務次官の前川喜平氏(63)が、多数の公立小で使われる特定の教科書の批判を繰り返していることが9日、分かった。著書で発行会社名を挙げて「異様」と指弾し、講演で一部記述を酷評。事務方トップだった人物だけに、識者から「現場の混乱を招いている」との声が出ている。 . . . 本文を読む

人間の弱さに徹した無我の愛――伊藤肇さん

2018-04-10 | 03-自己・信念・努力
人間のはかなさ、弱さに徹しきった良寛の無我の愛が、われわれの胸の奥底にひびくのである。仏教では、それを「慈悲」というが、良寛には、不思議と「愛」という表現のほうがぴったりくるのである。良寛は曹洞宗の関係もあって、開祖、道元禅師の『正法眼蔵』に出てくる「愛語」の條を愛誦し、座右としていた。 . . . 本文を読む

「アファーマティブ・アクション」は逆差別――ケント・ギルバート

2018-04-09 | 04-歴史・文化・社会
最近、アメリカではあるおもしろい議論が起きました。問題となったのは、「アファーマティブ・アクション」というものです。これは、民族や人種を原因とする差別や貧困など、歴史的経緯や社会環境によって生じた社会的弱者(主に黒人やヒスパニック)に対して、進学や就職、職場での昇進において特別な優遇措置を与えるという考え方です。たとえば大学への入学における特別合格枠の設置や、試験点数への加算などが実際に行われています。白人を不利にして、弱者であるマイノリティを優遇しようという政策です。 . . . 本文を読む

訪中で聞こえてきた金氏の悲鳴――西岡力さん

2018-04-08 | 04-歴史・文化・社会
金正恩朝鮮労働党委員長が訪中し、習近平国家主席と会談した。私には、この訪中から金正恩氏の悲鳴が聞こえてくる。対北圧力を最高度に高めて政策を変えさせるという、安倍晋三首相とトランプ米大統領が主導して進めてきた戦略が効果を上げてきた。 . . . 本文を読む