ちょうど学校給食法ができた1954年の2年後に、オレゴン州の小麦
栽培者連盟っていうのが、東京に進出してきて、先程言った、米を食べ
ると馬鹿になるとか、アメリカの小麦輸出代金を使って日本国内で洋食
普及キャンペーンっていうのをやってるんです。(関岡英之さん) . . . 本文を読む
アメリカであり余った小麦、これを原料としたパンとか脱脂粉乳を何と
か海外市場で処分したいと考えていて、その時に目をつけられたのが戦
後、復興期にあった日本だったのですね。(関岡英之さん)
. . . 本文を読む
学問ばかり詰め込んでも、感受性がなけりゃ、人間のために正しく使う
ことはできやしない。戦争のための技術を造り出した時間とお金と努力
を、善いことに使っていたら、今頃は世界中の人間が幸せだったんじゃ
ないかと僕は思うよ。( 黒澤明監督 )
. . . 本文を読む
農地と農業生産法人に対する投資、今のまさに投資が、完全に自由化されるとどうなるか。実は、すでに具体例があるんですね。アメリカを中心とする地域経済協定であるNAFTAに参加したカナダとメキシコは、完全にアメリカのアグリ・ビジネスつまり農業巨大企業によって乗っ取られてしまっている。
. . . 本文を読む
もし、日本が法律で外資規制みたいなものを入れる。空港を買収できないとした場合に、日本で空港事業をやりたかった外資が不服として、国際投資紛争解決センターという、仲裁委員会に訴えることができるわけですね。そうすると、この仲裁っていうのは、3人くらいの弁護士が出てきて、その弁護士だけが判定を下す。自由貿易、貿易と投資の自由化という観点のみで判断するので、当然、日本が負けますわね。
. . . 本文を読む
苦労したと言う人はね、自分が知恵がなくって、知識がなかったという
ことを自分の口から報告してる人ではないですか?って言うねん。はぁ
ー、なるほどな、そういう哲学が、人生哲学があったのかって思うてね。
(藤本義一さん)
. . . 本文を読む
「ちょっと開けてんか、いらんもん、入ってまっしゃろ。だいたい、あんたに訊かんでも、様子は分かる。それはな、皆、へんねし(大阪で嫉妬のことをへんねしという)で、あんたを何とかしようとしてんねん」。そして、「この世の中はへんねしでもってまんねん」。と、母は言った。
. . . 本文を読む
我れ我れは後ろ向きに未来へ入ってゆく、とヴァレリーは言った。私達
の眼界を占めているのは過去と現在の光景のみである。全く見えていな
い未来を心に思い描くのは冒険でしかない。しかし判断の材料は与えら
れている。(谷沢永一教授)
. . . 本文を読む
苦労したと言う人はね、自分が知恵がなくって、知識がなかったということを自分の口から報告してる人ではないですか?って言うねん。はぁー、なるほどな、そういう哲学が、人生哲学があったのかって思うてね。「それはあなたいつ考えたの?」って言うと、「いや、私は小さい時からそうなんだ」って。苦労を人にかけて自分はいるんだと。
. . . 本文を読む
今、マスコミを見ますと、右から左まで、大手のマスコミは、とにかく
もうTPP推進論一色になっています。やはり、私は、この点に非常に
大きな違和感を持っています。少なくともTPP推進論の中に三つの誤
謬があるんじゃないかと思っております。(関岡英之さん)
. . . 本文を読む
まず理解しておいていただきたいのは、今に限らず昔から思春期の子どもというのはパッと感情が変わったり、行動が変わったりするものなのです。ですから今皆が言っている「キレる」状態が中学生で起るのは、ある程度当たり前のことです。それを理解することなしに、何でもかんでも今の中学生はキレるから問題だという言い方をされるのが僕は大嫌いです。
. . . 本文を読む
ちょうど学校給食法ができた1954年の2年後に、オレゴン州の小麦栽培者連盟っていうのが、東京に進出してきて、先程言った、米を食べると馬鹿になるとか、アメリカの小麦輸出代金を使って日本国内で洋食普及キャンペーンっていうのをやってるんです。
. . . 本文を読む
fMRI(機能的磁気共鳴映像法)を用いた実験により、音楽を楽しん
でいる時に活性化する脳内のニューロンは、人間が生きるために必要な
欲動をつかさどる部分と等しいことが判明している。
(茂木健一郎さん)
. . . 本文を読む
結局ですね、どうしても、乗り越えられない国境とか民族とかっていうものがあるじゃないですか。例えば、農業なんか、その典型でして、国境や民族を抜きにしてはやれない。それから国土の形成の実態っていうのは、まったく違いますよ。
. . . 本文を読む