日本政府が全面的に介入して、理不尽な補償要求から民間企業を守らなければならない――西岡力さん

現在の韓国政府も、徴用工の請求権に関する問題は日韓請求権協定で外交上は解決済みだとの立場に変更はないという常識的な表明をしている。したがって、「日本の朝鮮統治は違法な占領」とするこの判決が確定すれば、日本統治下のあらゆる出来事について日本の政府と民間に賠償を求める動きが広がり、日韓関係は収拾不能の混乱に陥る恐れがある。 . . . 本文を読む

８月１５日は少なくとも戦後の門出の日などではないのである――佐伯啓思さん

８月１５日は「終戦の日」であった。「終戦記念日」とも呼ばれる。しかしいったい何を「記念」しているのであろうか。戦後に生まれた私など、このような極めてまっとうかつ素朴な疑問をもつようになるまで結構時間がかかった。少し大げさにいえば、戦後ずっと、８月１５日を終戦記念日などということによって、ある大事なことを国民的規模で隠蔽してきたのである。 . . . 本文を読む

日本に第一の民主主義「革命」をおこすべき状態であることを示す――田中英道さん

それは「奴隷的拘束および苦役の禁止」の一項で、《何人も、いかなる奴隷的拘束を受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服せられない》などと書かれている。しかしこの「奴隷」などという状態は日本にはなかったにもかかわらず挿入されたことで、それが戦前にあったかの如く錯覚させられてしまった。 . . . 本文を読む

天皇の存続はＧＨＱのマッカーサー元帥が決断したわけではない――田中英道さん

マッカーサーの発言で誤解してならないのは、彼自身の判断で天皇裁断を行なったことではない、ということである。戦争犯罪者のリストから外したのはすでに既定の方針であった、と述べている点である。というよりも、マッカーサーはそのような判断を下す位置にはいなかったのである。 . . . 本文を読む

防戦一方で勝てるゲームはない――阿比留瑠比さん

東京裁判で被告全員無罪を主張したインドのパール判事が広島を訪れた際にこの碑文を知り、「過ちは誰の行為を指しているのか。原爆を落とした者は日本人でないことは明瞭である」と憤ったエピソードはよく知られている。 . . . 本文を読む

名言との出合い ２０１３年 ８月

13.08.31 創造的なアイデアなどない 創造的な人間がいるだけである ( バーバラ・グリッツィ・ハリソン ) There are no original ideas. There are only original people. ( Barbara Grizzuti Harrison ) 13.08.30 統一のあるところつねに勝利あり ( プブリリウス・シュルス ) Where th . . . 本文を読む

韓国は自滅の道をひた走っている――三橋貴明さん

「恨(ハン)」に突き動かされた韓国の暴走が止まらない。先頃も、朴槿恵大統領は中国の習金平国家主席に、中国のハルピン駅に、伊藤博文を暗殺したテロリスト、安重根の銅像を建ててほしいと依頼した。 . . . 本文を読む