「雨の日には雨の日の生き方がある」ほんとうにそのとおりでした。与えられた運命を、ブツブツ言わないで、ありがたく両手で受けとめ、それを「これのおかげで」といえるように、最高に活かして生きる、それが人生というものだと米田先生が私に教えてくれているように思われました。 . . . 本文を読む
井上和昌という先生がいました。今年、隣りの学校に転任していったのですが、先生がたがみんな手を焼いてしまっている評判のやんちゃ学級を担任することになりました。やんちゃをやるだけでなく勉強をしません。五年生になっているくせに、掛け算の九九を覚えていない子がいっぱいいるというのです。 . . . 本文を読む
戦後ほどなく、渡嘉敷島の村長が島の守備隊長だった赤松元大尉の自宅を訪ね、頼み事をした。沖縄戦の時の集団自殺は軍の命令だったということにしてもらえないか、というのである。島の住民は苦しい生活をしている。軍の命令だったとなると戦死並みに扱われ、国から金が下りるから助かる、ということだった。 . . . 本文を読む
子どもがいうことを聞いてくれないとか、おもうようにならないとかというお母さん方の愚痴を聞くことがよくあります。しかし、子どもが言うことを聞かないとか思うようにならないとかということは、ほんとうは、困ったことではなくて、すばらしいことだといっていいのではないでしょうか。 . . . 本文を読む
西洋の開化は「内発的」であるのに対して、黒船渡来以来の日本の開化は西洋の圧迫によって強いられた「外発的」なものである。漱石のこの見方は、1世紀たった今日においても本質的には正しいのであり、その後の歴史は日本人の精神から「内発性」がどんどん揮発していった過程に他ならない。 . . . 本文を読む
ノーマルな企業では社長のテーブルに取材陣が殺到し、会長、副社長はじめ職位に従って人の輪ができる。輪の大きさは社長をピークにしたほぼ正規分布を形成する。ガバナンスがしっかりした企業なら社長を頂点に、職位順に権力と情報を掌握しているため、それに対応して記者たちが集まるのは自然だ。 . . . 本文を読む
実験によると、「オニヤンマ♂は相手が♂であれ♀であれ『羽ばたくもの全(すべ)て♀』として見なす」。そして「音への反応を一切せず、従って音との関係はない」。姿形に関係なく、音にも関係なく、オニヤンマのオスは、羽ばたくものであればなんであれメスと思ってとびかかるというのである。 . . . 本文を読む
リーダーシップは教えることができない、学ぶしかないのだ
(ハロルド・ジェニーン)
Leadership cannot really be taught.
It can only be learned.
( Harold Geneen, American business leader (1910-1997) ) . . . 本文を読む
漱石はこう言っている。「上滑り」の開化だからといって「それが悪いからお止(よ)しなさいと云(い)うのではない。事実已(や)むを得ない、涙を呑んで上滑りに滑っていかなければならないと云うのです。」 漱石に今日の「グローバリズム」について見解を聞いてみたいものだ。 . . . 本文を読む
ペルセウスは、その顔を見た者を石にするというメドゥーサを退治し、アンドロメダ姫の危機を救うなど大活躍をしたが、今回の彗星騒ぎで注目され、冬の夜空に照れ笑いしているようにみえる。 . . . 本文を読む
電気でスピーカーがら音を出すのと逆の原理を利用する。力が加わると電気が起きる「圧電素子」を内臓した装置を道路の下側に据え付け、車が通過する際に生じる振動エネルギーを電気エネルギーに換える。 . . . 本文を読む
あるとき、東京の日本語学校の先生たちの集まりの会から、『スカートの風』について1時間ほど講演をして欲しいとの依頼を受けた。私の話が終わって質問の時間となり、参加者から活発に手があがった。場の話が盛り上がっていたとき、その韓国人が立ち上がって、つかつかと前に出てマイクを握ったのである。 . . . 本文を読む
突然のヒットの背景には、地方の一書店の店員が書いた店頭販促(POP)の存在がある。「“もっと若い時に読んでいれば…”そう思わずにはいられませんでした」。盛岡市のさわや書店では、そう記した手書きのPOPを立てていると本書が着実に売れていくという。 . . . 本文を読む








