電脳筆写『 心超臨界 』

あなたが犯す人生最大の過ちは
過ちを犯すことを常に恐れることである
( エルバート・ハッバード )

自分から車いすテニスを取れば何が残るのか。やったからには最強になってみたい――国枝慎吾さん

2009-11-30 | 03-自己・信念・努力
テニスに純粋になったというか、自分のテニスを改善していくというモチベーションが芽生えたのです。以前は勝てばモチベーションが上がり、負ければ下がったいたのに、自分自身を見つめることで高いレベルで変わらなくなった。それ以来、練習に対する意欲はまったく失われていません。それは1位になる前よりかなり高いと思います。 . . . 本文を読む

役者の直感と意識下の論理が、戯曲を越えた真実を引き出した――小泉英明さん

2009-11-30 | 03-自己・信念・努力
心の深部や感動を描くには虚構が必要だ。しかし、実名を使った虚構が過ぎると、観賞する人々に誤った思い込みを植え付ける。映画のなかでシュッツ氏を演じたのは名優フィリップ・ノワレ。圧巻は俗物とされた学長が自らの地位を守るためにアカデミーで熱弁をふるう場面であるが、いつしかキュリー夫妻に共感している自分に気付く。 . . . 本文を読む

国内初、角竜類トリケラトプスなどの先祖の化石を発見する――足立洌さん

2009-11-29 | 09-生物・生命・自然
兵庫県立人と自然の博物館(三田市)は26日、同県篠山市の白亜紀前期の地層「篠山層群」の下部層(約1億4千万から約1億2千万年前)から、トリケラトプスなどの先祖に当たる小型恐竜の前あご、上あごの骨と歯骨の破片の化石計3点が見つかったと発表した。 . . . 本文を読む

日本の平和貢献を再活性化する時期が来た――柳井俊二さん

2009-11-28 | 04-歴史・文化・社会
PKOへの日本人参加数は現在39名、世界第84位と非常に低調だ。テロ、海賊等の対策で日本の人的貢献は多様化したが、最近は内向きの風潮が強い。平和貢献論が始まって来年で20年になる。国際平和に貢献することは、紛争地域の人々を助けるのみならず、日本の生存に不可欠な国際平和を確保し、日本の安全保障に資する。 . . . 本文を読む

鳥肌が立ちましたね。そのときです。車いすテニスを続けていこうと思ったのは――国枝慎吾さん

2009-11-27 | 03-自己・信念・努力
すぐにテニスがうまくなったわけじゃありませんが、高校1年生のときにオランダで開かれたジュニアテニスキャンプに参加しました。TTCの理事長が一度、世界を見てきたら、と勧めてくれたからで、母と一緒、自費での参加でした。そこではあまり強い選手はいなかったのですが、そのあと参戦した英国の大会で当時、車いすテニスの世界トップの選手がプレーをみせてくれました。 . . . 本文を読む

プロ転向の動機はハンディキャップを持った人たちに夢と希望を与えたかったからです――国枝慎吾さん

2009-11-26 | 03-自己・信念・努力
勝ち続けなければ注目されないし、メディアにとりあげてもらわなければ障害者スポーツも広がらない。僕の仕事は勝ち続けること。それが今求められていることだと思っています。重圧はあります。でも自分に重圧をかけると一生懸命、努力するし、結果がついてくれば喜びは倍増します。つらいこともあります。でもそれが自分の使命だと割り切っています。 . . . 本文を読む

私のひと言でパッと雰囲気が明るくなり、その後の仕事も円滑に進んだ――矢野博丈さん

2009-11-23 | 03-自己・信念・努力
私はダジャレが好きで、あちこちで評判になるほど連発している。初めて会って気が合うと、主席でその人のネクタイと自分のネクタイを結び「これで二人はネクタイ(肉体)関係」と言って、失笑させる。 . . . 本文を読む

さすが、ラグビーの本場英国ならでは、という光景に何度か出会った――草刈隆郎さん

2009-11-22 | 04-歴史・文化・社会
カーディフ・アームズパーク、ウェールズVS.アルゼンチン戦でのこと。当時はウェールズ世界最強、一方アルゼンチンは急速に力を付けていて、期待通りの熱戦となった。ところが、ゲーム後半、ア軍の選手が1人、激しいタックルを受けて倒れ、ピッチでのた打ち回っている。間髪を入れず、相手ウェールズのトレーナーが急行し、その選手の口に吸いついた。 . . . 本文を読む

大国が衰えていく21世紀の世界は「危機に直面している」――ニーアル・ファーガソン氏

2009-11-21 | 04-歴史・文化・社会
過去を探る学問と思われがちな歴史学。ところが米ハーバード大で経済・金融史を教えるニーアル・ファーガソン教授は、秩序安定の観点からブッシュ政権のイラク戦争開戦を支持。金融危機が起きると米政府の大規模な財政出動と大量の国債発行を批判するなど、現在と寄り添う姿勢を崩さない。 . . . 本文を読む

昭和戦前期の歴史を道標として、私たちは新しい日本を作りだすべきである――井上寿一さん

2009-11-20 | 04-歴史・文化・社会
昭和戦前期における4つの社会実験の結果から、私たちはどのような歴史の教訓を学ぶことができるだろうか。第一は格差拡大社会の問題。第二は政党政治の新しい枠組み。第三は共同体の再生。そして、第四は大衆民主主義における政治的なリーダーシップの問題である。 . . . 本文を読む

わたくし、お奈良漬けになって、死ぬんでございましょうね――荻野アンナさん

2009-11-20 | 06-愛・家族・幸福
授業でフランソワ・ラブレーを読んでいる。フランス16世紀の笑いの文豪は、私の専門分野である。一方的に講義するのに飽きて、学生ひとりにつき一章と分担を決め、発表形式にしてみた。その学生が当たったのは、借金だらけの人物が詭弁(きべん)を弄(ろう)する部分。16世紀は資本主義の台頭期で、今でいう多重債務に苦しむ人も多かった。 . . . 本文を読む

近衛こそ、大衆民主主義の時代が求めた理想の政治指導者だった――井上寿一さん

2009-11-19 | 04-歴史・文化・社会
近衛は個人的に戦争の早期解決を目指した。しかし、国民の支持がかえって彼の手かせ足かせとなる。戦争景気に沸く国民は、戦争の継続を強く支持していた。戦時体制下、国家による富の再配分が、資本家―労働者、地主―農民、男性―女性といったそれまでの社会関係の平準化(公平化)をもたらしていたからである。結局、戦争を止めたくても止められない状態となり、近衛は時代状況の囚(とら)われ人となった。 . . . 本文を読む

古代魚シーラカンスの生態の謎に大きく近づく――アクアマリンふくしま

2009-11-19 | 09-生物・生命・自然
福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」は16日、「生きた化石」と呼ばれる古代魚シーラカンスの稚魚の撮影にインドネシア近海で成功したと発表した。世界初という。 . . . 本文を読む

国民が求めていたのは「昭和デモクラシー」が発展することだったのである――井上寿一さん

2009-11-18 | 04-歴史・文化・社会
1936年の総選挙において有権者は政友会を惨敗させた(改選前301議席から174議席)。第1党は民政党(146議席から205議席)だった。社会大衆党は18議席である。民政党が中心となって無産政党と連携し、政友会も協力し、社会民主主義的な改革を進める――。これが危機の時代における新しい政党間連携の枠組みだった。 . . . 本文を読む

イノベーションは、領域を架橋融合させ、新たな枠組みを創発させる――小泉英明さん

2009-11-18 | 05-真相・背景・経緯
新しいものはパラダイム(考え方の枠組み)の変化をともなう。だからこそ本質的に新しい。しかし一方、その時点での一般常識からは遠いものとなる。「最先端」と認められること自体、その概念がもはや古いということだ。画家のゴッホも生きている間には、一枚の絵も売れなかったとされる。 . . . 本文を読む