電脳筆写『 心超臨界 』

支配するは易く、統治するは難し
( ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ )

為政者の条件――伊藤肇さん

2018-05-26 | 100-自己・信念・努力
いかにもしっかりしていて、テキパキと問題に取り組んでいく、剛直、直言、まっすぐに堂々と本当のことが議論できる。したがって、やや、英知や気概が露出して、時には物議をかもしたり、反発や抵抗を招くこともあるが、いかなる障害にあおうとも、敢然として、主張すべきは主張し、やるべきことはビシビシとやってのける。現代の日本に最もほしいのは、こういう人物である。 . . . 本文を読む

国連憲章による武力行使の一般的違法化――篠田英朗さん

2018-05-25 | 200-歴史・文化・社会
国際協調主義を謳う日本国憲法にとって国際法との調和は、必須条件である。憲法学の分野では、しばしば「憲法優越主義」を掲げて、あたかも憲法によって国際法を否定することも容易だと言わんばかりの議論がなされるときもある。だがそれは憲法の精神に反する態度であろう。日本国憲法は、国際協調主義にもとづき、憲法と国際法の調和を求めている。 . . . 本文を読む

二重の社会契約――篠田英朗さん

2018-05-24 | 200-歴史・文化・社会
日本国憲法は、戦後平和構築の論理にしたがって、いわば「二重の社会契約」を達成するものであった。一つは、人民と政府の間の統治契約である。歪な権力構造が軍国主義を招いたという反省から、民主主義的抑制が政府に働くように調整した。もう一つは、日本と(アメリカが代表する)国際社会との間の国際契約である。歪な国際情勢の認識が帝国主義的拡張を招いたという反省から、国際的な規範的枠組みの中で日本が行動する国際協調主義を掲げた。 . . . 本文を読む

「南京大虐殺」の真相とは――渡部昇一教授

2018-05-23 | 200-歴史・文化・社会
東京裁判と関連して、今日なお問題として熱いままにあるのは、いわゆる「南京大虐殺」である。この問題の研究はひじょうに進んでおり、どの部隊がどの時期にどこにいたかも、かなり明確で、ホラは吹きにくい状態になっている。それらの研究に基づき、誰の判断力でも動かしがたいと思われるワクをはめてみたいと思う。いわゆる「大虐殺」とはいかなる動かしがたい条件の下に論じなければならないかを知れば、おおよその真相が浮かび上がってくるであろう。 . . . 本文を読む

心に自分だけの“ヒーロー”を住まわせる!――S・スマイルズ

2018-05-22 | 100-自己・信念・努力
心の広い若者、特に本をよく読む若者には自分だけの英雄がいる。たとえばアラン・カニンガムは、ニスデイルの石屋に奉公していた頃、スコットに会いたい一心でエジンバラまで歩いて行った。何かに憑(つ)かれたようなこの若者の行為には思わず賞賛の声を上げたくなるし、旅に出ようと決めた決断力には頭が下がる。 . . . 本文を読む

「32年テーゼ」が規定した近代日本史とは――谷沢永一教授

2018-05-21 | 200-歴史・文化・社会
日本は封建的であり、また半封建的であり、そして絶対主義的であり、もちろん資本主義であり、とりわけ独占資本主義であり、さらには帝国主義である、ということになります。日本には、左翼史観が唱える世界史発展法則の各段階がすべてそなわっているというわけです。まことに絢爛たる博物館の展示場ですな。要するに、いわゆる社会科学用語の道具箱から、手あたり次第に有りあわせの貼札(レッテル)を取りだし、それらを貶(おとし)め言葉として罵り用語として、これでもかこれでもかと貼りつけていった結果でしょう。 . . . 本文を読む

平成30年(2018)4月 名言との出会い

2018-05-20 | 800-名言との出会い
H30.04.30 大衆受けするものことごとくが誤りである ( オスカー・ワイルド ) Everything popular is wrong. ( Oscar Wilde ) H30.04.29 病気になってはじめて知る健康のありがたさ ( トーマス・フラー ) Health is not valued till sickness comes. ( Thomas Fuller ) H30. . . . 本文を読む

「アンティゴネー」と自然法――岩田温さん

2018-05-19 | 200-歴史・文化・社会
「自然法」とは、人間が作った法律以前に世の中に存在するとされる法である。この「自然法」に関しては、抽象的な説明をするよりも、具体的な事例を挙げた方が理解しやすいので、古代ギリシアの悲劇作家ソフォクレスの「アンティゴネー」を例に挙げながら説明することにしたい。 . . . 本文を読む

人生はすべて“自転車乗り”のコツにある!――ウエイン・W・ダイア―

2018-05-18 | 100-自己・信念・努力
あなたの奥深くには、無限の可能性を持った統合された場が存在する。この夢のような場所には、まったく新しい体験が待っている。ここにたどりつくことができれば、奇跡を生み出すことはたやすいことであるし、現実の世界であなたが求めていることすべてを実現させはじめることができるのである。このすばらしい場所に限界は存在しない。ここにいれば、あなたは自分がつねにあるべき時、あるべき場所にいると感じるだろう。そこは、さまざまな人と“信じられないような関係”を結べるところである。そして人生の歩みの中で、必要なときに必要な人と出合うことができるのもここだ。 . . . 本文を読む

日本「蚊帳の外」論は的外れ――阿比留瑠比さん

2018-05-17 | 200-歴史・文化・社会
北朝鮮への融和的姿勢で知られる山崎拓・元自民党副総裁が15日、東京都内での講演で、北朝鮮問題について次のように語ったと東京発のロイター電で読み、既視感を覚えた。「日本が拉致問題にこだわれば、日米間で足並みがそろわないことがありうる」。山崎氏は11年前、第1次安倍政権時の平成19年にも、拉致問題で進展がなければエネルギー支援は行わないとの政府方針を批判していた。米国の北朝鮮政策が転換したと指摘し、「バスに乗り遅れる」と訴えていたのだった。 . . . 本文を読む

「リベラル」という病――岩田温さん

2018-05-17 | 200-歴史・文化・社会
「リベラル」は「平和憲法を護れ」と絶叫する。だが、本当に守るべきものは、日本の平和そのものではないのか。憲法も含め、ありとあらゆる手段を用いて、日本の平和を守ることが重要なのではないか。彼らが神のごとく崇め奉る「平和憲法」にわずかでも手を触れようとすると、自分たちの全人格が否定されたかのように興奮するが、冷静に考えれば、憲法それ自体が平和を担保するものではないのだから、平和のために憲法を見直すことがあっても異常なことではない。 . . . 本文を読む

「総裁候補」に求められる器量――小川榮太郎さん

2018-05-16 | 200-歴史・文化・社会
昨年2月の森友騒動から始まり、朝日新聞をはじめとする左派メディア、テレビで熾烈(しれつ)を極める安倍晋三首相たたきの中で、同氏の総裁選3選に「黄信号」といふ観測が散見するやうになった。世人に大局を見失はせるタメにする議論といふ他ない。そもそもこの1年3カ月の森友・加計騒動以来、多くのメディアが狂奔した「安倍疑惑」は虚偽であった。 . . . 本文を読む

なぜ道教は死刑にならなかったか――渡部昇一教授

2018-05-16 | 200-歴史・文化・社会
ところで聖武天皇は仏事に専念されることを望まれて退位され、次の天皇は年若き女帝ということになると、どうしても皇后が政治を助けなければならない。それで皇后宮職は紫微中台(しびちゅうだい)と改められ、藤原仲麻呂(なかまろ)(恵美押勝(えみのおしかつ))がその長官となって権力を得た。この制度は昔の則天武后のやり方に倣ったものだと言われているし、形式上の類似はある。しかし、光明皇后は則天武后ではなかったのである。 . . . 本文を読む

共産主義の実態から目を背ける――岩田温さん

2018-05-15 | 200-歴史・文化・社会
ナチスの許しがたい犯罪については広く知られるところとなっているが、共産主義の犯罪については、ほとんどその実態が知られていない。すなわち、ナチスが障碍者、性的マイノリティ、ユダヤ人を大量に殺戮したことは知られている一方で、世界の共産主義者たちが、どれほど多くの人々を死に追いやってきたのかは理解されていない。共産主義が大量殺戮を惹起する恐るべき全体主義思想に他ならなかったことや共産主義体制の下でどれだけ多くの無実の人々の人権が蹂躙され、殺戮されたことは、ほとんど知られていない。 . . . 本文を読む

ロシア革命がすべての元凶――宮脇淳子さん

2018-05-14 | 200-歴史・文化・社会
1917年のロシア革命により1922年ソヴィエト連邦共和国が誕生しました。ソ連は初めは国際共産主義を目指したので、中国を共産化することが重要な目的でした。北満への領土的野心よりも、中国の共産主義化へと意識が向いたのです。ボルシェビキの革命家は、世界同時革命をめざして中国を共産化させるために、最初はモンゴルを手駒に使うつもりでした。中国が革命に成功し共産主義国になったあかつきには、モンゴルを中国に差し出してもいいと考えました。 . . . 本文を読む