電脳筆写『 心超臨界 』

あなたが犯す人生最大の過ちは
過ちを犯すことを常に恐れることである
( エルバート・ハッバード )

液晶が進化すると有機EL

2005-06-30 | 05-真相・背景・経緯
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] 液晶と有機ELは、まったく異なるディスプレー方式のようにみえる。ところが、有機ELによる発光方式のなかに、非常に液晶のメカニズムに似たものがある。 液晶と有機ELの違いは、自らが発光するかしないか。液晶は自ら発光せず、別に設けられた発光源からの光を透過または遮るかによってカラーフィルターの色を選択的に組み合 . . . 本文を読む
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FBIが歯を守る――生島ヒロシさん

2005-06-28 | 09-生物・生命・自然
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] かつて朝日新聞で、「歯なしにならない話」という連載があった。毛先を1-2㍉程度動かして歯ぐきを刺激するブラッシングがまだ普及していない頃の話。ペンシルホルダーなどという言葉も耳新しかった。 芸能人のように笑顔を売り物にする人たちには、歯の美しさが欠かせない。キャスターの生島ヒロシさんは、FBIで歯の健康を守 . . . 本文を読む

薄型テレビは乱戦、混戦模様

2005-06-26 | 05-真相・背景・経緯
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 19世紀から20世紀の前半までは、あらゆる産業にとって、自らの産業の外の技術は、まったく、あるいはほとんど関係がないといってよかった。ところが今日では、自らの産業や企業に最も大きな影響をもたらす技術は、自分たちの世界の外のものであると考えなければならなくなっている。( P・F・ドラッカー) ブラウン管テレビをとってみると、自ら . . . 本文を読む

国会議事堂周辺に保水性舗装と打ち水――ヒートアイランド対策

2005-06-23 | 09-生物・生命・自然
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] 先日のドライミストように、ヒートアイランド対策のいろいろな試みがなされようとしています。きょうの記事は、国会議事堂と議員会館との間の約350㍍の道路に保水性舗装を施し、打ち水をするというものです。 雨がすべて下水となって流れる従来の舗装と違い、保水性舗装は舗装面を水が浸透するため路面下に水をためることができ . . . 本文を読む

発光効率は1㍗当たり70ルーメン――照明用白色LED

2005-06-21 | 05-真相・背景・経緯
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] 暮らしの灯りが変わろうとしています。 LED はすでに街角の信号機などに普及し始めています。シチズン電子は蛍光灯に匹敵する発光効率をもった白色LEDを開発しました。 京都・石清水八幡宮の竹の繊維を使ってエジソンが白熱電球を発明したことは有名な話です。白熱電球は一気に世の中に普及しました。暮らしの灯りはその後 . . . 本文を読む

水とCO2から軽油を作る微生物――「シュードコリシスティス」

2005-06-18 | 05-真相・背景・経緯
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] 水とCO2から軽油を作り出す微生物が発見されました。名前は「シュードコリシスティス」。草履のような形をした微生物です。実用化されれば、CO2問題を解決するための一助となります。 中性の培養液中で光を浴びると、軽油を作り、体内に蓄積します。自重の20-25%までためることができ、微生物を回収してすりつぶせば、 . . . 本文を読む

世界的工程大分業時代――トヨタ、ロシアに進出

2005-06-16 | 08-経済・企業・リーダーシップ
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] トヨタが新興市場国「BRICs」のひとつロシアのサンクトペテルブルクに進出します。投資額は150億円で、日本メーカーとして過去最大。トヨタの投資が対ロビジネスの呼び水となることが期待されています。 背景にあるのはロシアの好調な経済。国民の生活水準向上に伴い中国と同様に一大消費国に変わりつつあるとして、販売拠 . . . 本文を読む

「掛川歩こう会」――カーボン山の桜保存に一役

2005-06-15 | 09-生物・生命・自然
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] 横浜市港北区菊名3丁目にある1.2ヘクタールの桜の森は通称カーボン山と呼ばれていいます。200本の八重桜のほかに、コナラ、クヌギ、エゴノキ、ハンノキ、エノキ、ミズキなどの落葉広葉樹の高木が繁り、四季折々の風情を楽しむことができます。 2001年の7月、地域の住民に親しまれてきたカーボン山が、突然マンション開 . . . 本文を読む

「円空仏」を初めて活字にした新聞記者――松下唯人さん

2005-06-13 | 04-歴史・文化・社会
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 松下唯人さんは、79歳。私たちが円空彫りを習う東海円空芸術協会の会長をしています。 松下会長は昭和30年代半ば、郡上八幡で中日新聞通信局長をやっていました。そのころ、岐阜大学の土屋常義教授が「円空仏調査」に訪れます。世間ではエンクウの「エ」の字も知らない頃です。会長は土屋教授に同行し、美並村の寺やほこらに鎮座する円空仏や円空神 . . . 本文を読む

光の照射で模型の家がぐにゃりとゆがむ――魔法のような新画像技術

2005-06-11 | 04-歴史・文化・社会
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] 初めてホログラフィーを見たときの衝撃は、今でも鮮明に覚えています。光を当てると3次元の像が浮かび上がるという、それまでなかった画像技術だったからです。しかも、ディズニーランドの「ホーンテッド・マンション」にいけば、動く立体像を見ることができました。当時、ワクワクするような気持ちで、ホーンテッド・マンションの暗 . . . 本文を読む

クーラーの20分の1のエネルギーで冷気を送る――「ドライミスト」

2005-06-10 | 05-真相・背景・経緯
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] 万博で、「ドライミスト」が人気を呼んでいます。ある特殊なノズルに水を高圧で送り込むと、飛び出した極小水滴が一瞬で気化して、冷気を感じる仕組みです。夏の打ち水が気温を下げる効果と同じなのに、水滴が顔に当たることはありません。高圧から大気圧への減圧が一瞬の気化を可能にしています。 部屋のなかではいくら涼しいとい . . . 本文を読む

資本集約工程は途上国に、労働集約工程は先進都市に――工程大分業時代

2005-06-08 | 08-経済・企業・リーダーシップ
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] きょうは、5月25日の日経新聞に載った、堺屋太一さんの「世界、工程大分業の時代に」を学んでみることにしましょう。ここ20年ほどで生まれた知価社会では、どこにでも経営資源を投じることができます。その結果、意外にも資本集約工程は途上国に、労働集約工程は先進都市に集中するという、世界的な工程大分業が拡大しています。 . . . 本文を読む

イタリア館をデザインした建築家――猪又幸一さん

2005-06-08 | 04-歴史・文化・社会
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 日経新聞 6月7日付愛知万博特集号によると、人気の企業館に客先を奪われていた外国館にも行列ができ、異国情緒を楽しむ人が多くなったようです。そこで、「ばんぱくランキング――外国館なら ここだ」が発表されました。同数票でトップになったのはイタリア館とスペイン館。二つのパビリオンに共通するのは「芸術性」だとしています。 イタリア館の . . . 本文を読む

カメラ愛が生んだ「どこでも三脚」――「ボ撮ルンです」

2005-06-07 | 05-真相・背景・経緯
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] 以前の記事で、キヤノンベトナムを取り上げたことがあります。使用済みペットボトルをバランサーに利用して、製造現場の改善を図る様子を伝えました。そのとき日本では、「ボ撮ルンです」と呼ばれるペットボトルを三脚にしてしまう便利グッズが人気を博していると書きました。 6月6日の日経新聞朝刊に、「ボ撮ルンです」の開発者 . . . 本文を読む

日本のODAがテンパーセント・マダムを生む

2005-06-05 | 04-歴史・文化・社会
【私の理念は、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えることです】 [ひとこと超臨界] かつて、飢饉に見舞われた北朝鮮に対して、米国や日本を含む先進各国が食料を援助したことがあります。ところがその後、食料の一部が軍部に流用されていたことが発覚しました。援助が本来の目的のために役立つことがなく、むしろ被援助国の政治の腐敗を増長させるような皮肉な役割を果たすことが起ります。 中村敦夫さんのレポート . . . 本文を読む