電脳筆写『 心超臨界 』

誠実な心が誠実な行動を生む
( ブリガム・ヤング )

何か見て感動してこい――神奈川県警署長

2024-05-25 | 03-自己・信念・努力
私の友人の曹洞宗のお坊さんで、香川県高松市で非行少年や少女の世話をする『喝破道場という施設をつくって活動している野田大燈という人がいます。仕事の関係で県警の刑事とも親しくなり、あるときその刑事からこう聞かれたのだそうです。 . . . 本文を読む

「七人の侍」に自己を投影する――世界の名だたる監督たち

2024-05-25 | 03-自己・信念・努力
世界のあちこちの映画祭で、フェリーニやスコセッシ、アンゲロプロス、ミハルコフ、ルーカス、コッポラにスピルバーグらの監督たちと顔をあわせることがしばしばだったが、同業者どうし、ついつい愚痴をこぼし合う。 . . . 本文を読む

妄想が人間を食い殺す――松原泰道禅師

2024-05-25 | 03-自己・信念・努力
ここでいう「妄想」とは、いわゆる「誇大妄想」の妄想とはちょっとちがいます。禅では、あれかこれかという相対論、二元論を非常に嫌いますが、この相対的なものの考え方を妄想というのです。生死、愛憎、美醜、善悪、貧富といった二元対立は、必ずそこに選択的な心が働き、選り好みが出てきます。どちらかを好み、一方を嫌う思いが生じます。つまり、どちらかに執着するようになるのです。 . . . 本文を読む

「コンコルドの誤り」をくり返さず―― 大浦 溥

2024-05-25 | 08-経済・企業・リーダーシップ
せっかく今まで膨大に投資をしたのだから、途中でやめるのは「もったいない」と過去に執着した結果、失敗することを、組織行動学では「コンコルドの誤り」という。 . . . 本文を読む

官僚は民間をいじめて音を上げさせたあと、利を持って天下る――谷沢永一

2024-05-25 | 04-歴史・文化・社会
いまから20年前、ミドリ十字に「厚生省事務次官を、社長ないし社長待遇副社長で天下りさせろ」と厚生省が持ちかけました。ところが、ミドリ十字は大坂の会社で、東京の会社と違って政治意識が乏しいですから、けんもほろろに断った。 . . . 本文を読む

まっすぐ歩いてゆくしか生きる道はない――紀野一義

2024-05-25 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
紀一族は代々、将軍と詩人を輩出している。東京大学に入って白山上の寮に下宿した私が、白山上の角にあった小さな、詩書のみを扱う古書店に入り浸って、三度の食を節してまで詩書を購入し沈溺したのは一族の持つ詩人的性格によるものであり、軍隊に入って剽悍な戦士に変身していったのは、一族の持つもう一つの面、いくさ人(にん)の血に目覚めたからに他ならない。 . . . 本文を読む

最も小さな者の一人にしたのは、わたしにしたのである――イエス・キリスト

2024-05-25 | 06-愛・家族・幸福
親である神様から見たら私たち人間は皆、自分の命を分け与えた兄弟姉妹です。しかし、一口に兄弟姉妹といっても置かれた環境や境遇は様々です。肌の色も違えば、言葉も違います。栄華を極めた生活を楽しんでいる人もいれば、その日食べるものもなく飢えによって道端で死んでいく人もいます。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 「死刑廃止800宣言」の採択のトリッック――ケント・ギルバート 》

2024-05-25 | 04-歴史・文化・社会
「死刑廃止2020会長声明」は、実はオウム事件の死刑囚7人の死刑が執行された2018年7月6日以前から、死刑が執行される度ごとに発表されていたものです。それらの基となっているのが、2016年10月7日に福井市で開催された第59回人権擁護大会でたった800人の参加者によって採択された、「死刑制度の廃止を含む刑罰制度全体の改革を求める宣言」(以下、「死刑廃止800宣言」)です。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 世界は日本人の知恵と頭脳に頼ってきた——高山正之 》

2024-05-25 | 05-真相・背景・経緯
日本に安全な原発を期待してきた世界は戸惑う。スリーマイルもチェルノブイリも1基でぶっ飛んだ。日本は4基同時なのに見事にマネージした。おまけにもとは欠陥の象徴GE製。まるで神業だ。日本はそれを誇ろうともせず逆に馬鹿な新聞や政治家が原発を潰せと喚き回る。次世代のエネルギー政策は日本抜きでは考えられない。IAEA も含め世界は本気で民主党政権の言う愚かな脱原発論を怒っている。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 行政権は、内閣に属する(憲法65条)——青山繁晴 》

2024-05-25 | 04-歴史・文化・社会
日本国憲法は第9条ばかり語られますが、あと第65条をご覧になってください。そこには「行政権は、内閣に属する」と書いてあります。これが、日本の病根の一つです。最終責任が、ただ一点に、具体的にはただ一人の人間に属すると定めていません。このため決断の責任は、内閣総理大臣ではなく「みんなで話し合う」閣議にあることになり、その閣議は「全員一致」でないと物事を決められない取り決めになっていますから、最高責任が曖昧に散らされてしまっているのです。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 進歩と復古――馬淵睦夫 》

2024-05-25 | 05-真相・背景・経緯
共産主義というのは『インターナショナル』という国境を超えた労働者の組織(第一インターナショナル/1864年にロンドンで創立された国際労働者協会の通称)が基盤です。つまり、国際主義の思想が行き着いた先、そのひとつがグローバリズムであり、もうひとつが共産主義なのです。コインの表裏という見方もできると思います。共産主義はマルクスが考え出したものとされていますが、マルクスの研究を支援したのがユダヤ系大富豪ロスチャイルドだったことはあまり知られていません。 . . . 本文を読む

不都合な真実 《 ユダヤ普遍主義とグローバリズム――馬淵睦夫 》

2024-05-25 | 05-真相・背景・経緯
本来、“国際”とはユダヤ思想であり、“インターナショナル”とは国境を超越した関係を意味していたのです。ですから、私たちが使っている“国際”とは本来の“インターナショナル”の意味ではなかったということです。世界の一体化とはつまり、国境の概念をなくすということ。金融や貿易といった経済面はもとより、人権や環境の問題も世界標準に合わせるための取り組みが進んでいるのは皆さんご承知のことと思います。 . . . 本文を読む

不都合な真実 歴史編 《 自分たちの残虐性を日本軍に投影する中国の策謀――藤岡信勝 》

2024-05-25 | 04-歴史・文化・社会
世界は広いから、われわれ日本人には想像もつかないような文化・風習がこの地球上には存在しています。中国人のカニバリズム(食人習慣)もそのひとつです。このことを正面から見つめないと、従軍慰安婦問題や南京虐殺問題など、いま日本が叩かれているさまざまな問題は解決しません。なぜなら、中国人は自分たちの残虐な文化、食人習慣といったものを日本人に投影して、日本人が過去に行った行為として非難しているからです。 . . . 本文を読む

悪魔の思想 《 向坂逸郎――高橋是清に見る軍需工業と国家経済の関係/谷沢永一 》

2024-05-25 | 04-歴史・文化・社会
日本国民に対する侮蔑も、ことここに至って極まれりと痛感せざるをえません。繰り返しますがこの発言は昭和27年10月の雑誌に掲載されているのです。国民のすべてが復興の努力に没頭して余念のなかったこの過渡期、そして日本型の民主主義が加速度をおびて着々と形成されつつあったこの時期、向坂逸郎の心眼にだけは、わが国の「民族意識」がヒトラー待望の念に燃えていると見えたのですから、何をか言わんやです。 . . . 本文を読む

歴史を裁く愚かさ 《 どのような教科書がつくられるべきか――西尾幹二 》

2024-05-25 | 04-歴史・文化・社会
記者会見で山本夏彦氏は一度だけ発言した。氏の正確な表現では必ずしもないが、「いまはもう日教組は無力である。けれども日教組で育てられた人の頭のなかにあるものは少しも無力ではない。50年かかって堅牢な城をつくりあげている。……教科書について私の言いたいことは一つしかない。自分の国のことを悪く言う教科書なんて、それは教科書じゃあない。自分の国が悪いことをしていてもそれを言わずに隠すのが教科書である。それがどこの国でもやっていることであり、常識というものである」。 . . . 本文を読む