桃のコンポート ”ゆうぞら”

福島県に「ゆうぞら」という美しい名前の桃があります。

コンポート用に今年初めて取り寄せてみました。

９月の上旬に届いてしばらく追熟させたつもりが、最初は若すぎて皮がきれいにむけず、コンポートも若い味になってしまったので、残り半分をもう6日間追熟させてコンポートに仕上げました。

  桃の果肉自体も、ほんのりとピンク色で、白ワインベースのシロップも美しい桃色に染まっています。

光に透けると、その名前のとおり、太陽が沈み始めた初秋の淡く美しい夕空を思わせる色が素敵です。

白桃など夏の盛りの桃と少し違って、華やかさはありませんが、おいしい桃です。

ただ、いつもは白桃で作っていたので、それと比べると違うコンポートに仕上がっています。白桃系の桃にに比べると少しインパクトが弱いかな・・・。

先日NHKの「今日の料理」でレッスンをしておられた「イデミスギノ」の杉野英実シェフのレシピです。

初めてシェフのコンポートを食べたのは、まだシェフが神戸、北野の「パチシエ・イデミ・スギノ」におられたときですが、生よりもおいしい桃を生まれて初めて食べた感動が忘れられません。

作り方は、当時シェフが北野のお店でしておられたお菓子教室に通っていた妹に、頼み込んでしっかりと教えてもらいました。感謝♪

ベースの白ワインをそのころ妹が「シェフはマコン・ブラン」を使っていた・・・と聞いたので、当時からなるべく「マコン」を探して使っています。

今回も何とか探して見つけたのがこちら。

以前のマコン・ブランは天使の顔がラベルに描いてあったようですが、変わったのかしら？

ワインについては詳しくないのでそのあたりはわかりません。

さて、次回はもうひとつ、私が大切にしているシェフのレシピから焼き菓子をご紹介します。お楽しみに～♪

と、いいつつ今週末に行われるチャリティーイベントのお菓子製作で更新が遅れがちになっています。申し訳ありません。<(_　_*)>ぺコリ