明日から6月水無月。
やっと衣替え!?の感がある暑さです。
さて、川柳というと最近では「サラリーマン川柳」なら知っているという方も多いと思います。
川柳は江戸中期に始まったそうですが、俳句のように五・七・五の音数律をもちつつ、季語や切れなどの約束事が少ないので、私は親しみやすい印象があります。
神戸の川柳作家門前喜康(もんぜん・きこう)さんが今年震災20年で句集「揺振摺」(ゆりふりすり)(左右社)を出版されました。
この度、ごく親しい方々がお集りになってのお祝いにケーキをオーダーいただきお作りしました。
シャルロット・オ・フリュイ・VIVRE 生きる
ケーキはフルーツを使ったシャルロットケーキです。
甘さを控えたディプロマットクリーム、甘酸っぱく色も美しいイチゴ、固さも香りも食べごろのマンゴーを詰めました。
一つ一つの句にこめられた想い。
川柳をお始めになるきっかけとなった阪神大震、大切な人たちとの別れ・・・
悲しいことはあっても、どこまでも続く青い空へ希望を託した表紙のイラストをイメージして
ケーキのトップにラングドシャを焼いて載せました。
記念の句集をいただいたお礼とお祝いに・・と、S田さまよりオーダーをいただき焼き菓子もケーキと一緒にお届けしました。
マドレーヌ・Book型クッキーBOXに入れて
バターとバニラの香る少し小さめ(貴婦人サイズ♪)のマドレーヌを焼きました。
マドレーヌを詰めるBOXも本の出版にちなんでBOOK型のクッキーで作りました。
BOXのフタを閉めると・・・
本になります(*^-^*)
表紙には、句集の1ページの写真から♪
この写真にそえられた句が・・・『エコでない車を買って旅に出る 』
素敵ですね~♪ 旅に行ってみたくなります。
S田さま、オーダーありがとうございました。
句集を拝見しましたが、震災だけでなく日々の生活、お酒や音楽、ご両親や恋の歌まで、作者のセンスが光る一冊。
5月30日の神戸新聞に掲載された門前さまのインタビュー記事を拝見しました。
ユニークな句集のタイトルは、尺八の演奏技法からとられたそうです。
「言葉にできない悲しみも川柳に救われた。これからも五七五を胸にいきていきたい」
門前さま、オーダーありがとうございました。
これからもさらなるご活躍お祈り申し上げます。