Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

スウイーツ&ティー・ラボ 少人数のお菓子レッスン、さまざまなお茶、ティータイムの楽しみ方、シュガークラフト

川柳句集「揺振摺 VIVRE・生きる」出版記念ケーキとお祝いの焼き菓子

2015年05月31日 | デコレーション・アニバーサリーケーキ

明日から6月水無月。

やっと衣替え!?の感がある暑さです。

さて、川柳というと最近では「サラリーマン川柳」なら知っているという方も多いと思います。

川柳は江戸中期に始まったそうですが、俳句のように五・七・五の音数律をもちつつ、季語や切れなどの約束事が少ないので、私は親しみやすい印象があります。

神戸の川柳作家門前喜康(もんぜん・きこう)さんが今年震災20年で句集「揺振摺」(ゆりふりすり)(左右社)を出版されました。

この度、ごく親しい方々がお集りになってのお祝いにケーキをオーダーいただきお作りしました。

シャルロット・オ・フリュイ・VIVRE 生きる

ケーキはフルーツを使ったシャルロットケーキです。

甘さを控えたディプロマットクリーム、甘酸っぱく色も美しいイチゴ、固さも香りも食べごろのマンゴーを詰めました。

一つ一つの句にこめられた想い。

川柳をお始めになるきっかけとなった阪神大震、大切な人たちとの別れ・・・

悲しいことはあっても、どこまでも続く青い空へ希望を託した表紙のイラストをイメージして

ケーキのトップにラングドシャを焼いて載せました

記念の句集をいただいたお礼とお祝いに・・と、S田さまよりオーダーをいただき焼き菓子もケーキと一緒にお届けしました。

マドレーヌ・Book型クッキーBOXに入れて

バターとバニラの香る少し小さめ(貴婦人サイズ♪)のマドレーヌを焼きました。

マドレーヌを詰めるBOXも本の出版にちなんでBOOK型のクッキーで作りました。

BOXのフタを閉めると・・・

本になります(*^-^*)

表紙には、句集の1ページの写真から♪

この写真にそえられた句が・・・『エコでない車を買って旅に出る 』

素敵ですね~♪ 旅に行ってみたくなります。

S田さま、オーダーありがとうございました。

句集を拝見しましたが、震災だけでなく日々の生活、お酒や音楽、ご両親や恋の歌まで、作者のセンスが光る一冊。

5月30日の神戸新聞に掲載された門前さまのインタビュー記事を拝見しました。

ユニークな句集のタイトルは、尺八の演奏技法からとられたそうです。

「言葉にできない悲しみも川柳に救われた。これからも五七五を胸にいきていきたい」

門前さま、オーダーありがとうございました。

これからもさらなるご活躍お祈り申し上げます。



 








 


 

コメント (4)