Chemin♪お菓子の小径(シュマン♪おかしのこみち)

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春を呼ぶ梅の花♪カトル・カール・梅

2009年02月05日 | 焼き菓子

はぁ~いっ!お久しぶりでーす!

先月の25日、無事に介護福祉士の筆記試験受けてきました。

試験当日の朝は、うっすらと雪が積もっている今年一番の寒さ!

午前中約1時間半、休憩を挟んで午後約2時間のマークシート方式の試験。

自己採点通りで、書きまちがいがなければおそらく一次試験は大丈夫だと思うのですが。

さて、そんな冬の寒さも、ここ二日は春の陽気でしたね。

気づけばもう「立春」

今日は、春の気配をそこはかとなく感じる焼き菓子です。

カトル・カール・梅

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カトルカールはフランス式のパウンドケーキです。

全卵をしっかりとあわ立てて粉と混ぜあわせ、最後に溶かしたバターをたっぷり 入れて焼きます。

空気がたくさん入っているので、ふんわりとした軽い食感とバターの香りとコクを一度に味わえる焼き菓子です。

そのカトル・カールに、梅酒と和歌山の完熟梅を使った無添加のジャムをあわせてみました。

Photo_3
生地の中には、梅ジャムと梅酒を合わせて焼きこみました。

種ごと入っている梅ジャムの梅の実を細かくして混ぜ込んでいます。

焼きあがったらすぐに、梅ジャムと梅酒を合わせて作ったシロップを全体に塗ります。

甘酸っぱい爽やかな梅酒とジャムの香りが漂い幸せな気持ち♪

しっとりと柔らかなケーキは常温で3日ほどおいておくと熟成されてさらにおいしくなります。

上の写真のケーキは試作品です。

実際にお届けしたケーキは、特注品♪

何が違うかというと、梅酒が特別。

ご自宅の庭の梅の木で取れた梅をブランデーにつけこんだ梅ブランデー。

しかも10年もの間しっかりと熟成したまろやかな古酒です。

この貴重な梅酒をお預かりして、大切な方へのご進物に「カトル・カール・梅」を焼かせていただきました。

大切な方だけのための、真心込めた、たった一つのケーキ。

Photo_4
一枚取り、カステラのような形でヒンジつきの箱に収めました。

このところの暖かさで梅の花もちらほら咲き始めています。

神戸でも美しい梅林を見ることができます。

うちの近くなら、須磨の綱敷天神さまの梅。

海の香りと梅の香のする境内は合格祈願の絵馬でにぎわっているはずです。

そして東灘区にある岡本梅林公園。

昔から「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と唄われている事で有名な梅林です。

ここは、めずらしい種類の梅の肝あり、また梅林が高台にあるので上まで上ると神戸の街と海が一望できます。

あともうひとつは、西宮の関西学院大学の近くの甲東梅林。

こちらも200本近くの梅の木がある美しい梅林でオススメです。

3月1日の介護福祉士の実技試験が終わったら・・・梅のお花見にでかけたいなぁ~♪

では、またね!See You~♪

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