書店の棚にも個性はある

この連休中、長らくジュンク堂書店池袋本店の俳句・短歌ご担当だったYさんが、今度新規開店の丸善多摩センター店のスタッフとして転勤されたと聞いて、実家に久しぶりに帰った折りすぐ近くの多摩センター店のYさんをお訪ねした。が、Yさんはたまたまお休みの日とのことでお会いできなかった。Yさんは、俳句・短歌に非常に造詣が深い。ジュンク堂書店池袋本店3階の俳句・短歌コーナーのいまの充実はYさんのお働きによるものである。また、歌誌『塔』をジュンク堂書店池袋本店で扱って下さるように決めて下さった大恩人でもある。覗いてみた多摩センター店の短歌コーナーは、ジュンク堂書店池袋本店に比べたら小さいとはいえ、Yさんが手掛けられているだけあって、やはりさすがポイントを押さえた本の並べ方をされている。いつかまた、Yさんが出勤されているときの多摩センター店をぜひ機会見つけてお訪ねしてみたいと思いつつ、私は書店を出た。