仕事から帰宅すると、ポストに歌誌『塔』2024年7月号が来ていた。発行にご尽力くださった皆様、こんげつもありがとうございました。
近頃、独特で強烈な世界観に裏打ちされた神話を雄弁に語り通すガルシア・マルケス作品に嵌まっているので、7月号をパラパラしつつ、p124掲載の、強固で独特な語り調子で独自の世界観を描く松下英秋さんの一連にまずは注目。その1首目、〈基督は三日だけ死に我が姉は産まれて三日だけ生きたらし/松下英秋〉。新しい神話の語りが始まる予感濃厚な一首と思った。楽しみ。
近頃、独特で強烈な世界観に裏打ちされた神話を雄弁に語り通すガルシア・マルケス作品に嵌まっているので、7月号をパラパラしつつ、p124掲載の、強固で独特な語り調子で独自の世界観を描く松下英秋さんの一連にまずは注目。その1首目、〈基督は三日だけ死に我が姉は産まれて三日だけ生きたらし/松下英秋〉。新しい神話の語りが始まる予感濃厚な一首と思った。楽しみ。