仕事のあと、懸案の短歌作りに難渋し、苦し紛れに手に取った『百年の孤独』の作家ガルシア・マルケスの傑作小説『族長の秋』をパラパラ読みしつつ、その作中の雄弁な語り手(作中主体)たちが変遷変転しながらいっこうに一定しないで終始するところに〈物語短歌連作の作法に通ずるもの〉を見て取って改めてほおおと思ったものの、目下の懸案解決のための新たな物語シーンへの具体的閃きの方は残念ながら相変わらずさっぱり降りて来ず、空振り。エーコの『薔薇の名前』(完全版)が東京創元社から今年中に刊行されるらしいニュースが今更のように頻りに気にかかるのは、完全版の詳細の訳わからなさが気分をワクワクさせているのかもしれぬ。
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