カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

はしか流行。。。

2007-05-17 13:21:03 | Weblog
 昔受けたはしかの予防接種の効力は、受けてから10年間ぐらいしか持続しないそうです。怖いです。。
 「今、休講になっていない学校も、たまたま罹った学生が学校に届け出ていないだけかもしれない、、、、」とは、今の職場によく顔を出されるK先生の話。
 はしかの症状は、最初に激しい咳とともに高熱が出て、その後に口内炎みたいなのができ、やがて水ぶくれが全身のあちらこちらに広がるのだとか。大人がかかる場合ほど劇症になるそうです。
 予防接種費用は1回8000円もするそうですが、機会を見つけて受けておこうかな、とか思っています。。。

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『はしか:首都圏中心に大流行の兆し 上智大でも全学休講』
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070512k0000m040120000c.html

 はしか(麻疹(ましん))が首都圏を中心に大流行の様相を見せている。11日には上智大(東京都千代田区)が学生の集団感染で1週間の全学休講を決定。「閉鎖」は小中学校から大学に拡大している。幼児期の発生率が低下したことで、免疫を持たずに成長した15歳以上の若者にも流行が広がっており、文部科学省は、ワクチン接種の促進を呼びかけることも検討し始めた。
 上智大は学部、大学院で計約1万2000人。流行疾患による全学休講は、1913年の開学以来初めての事態だ。
 同大によると、4月末から発熱などを訴える学生が現れ始め、11日までに感染者が10人となった。このため同日、教職員らの緊急対策本部を設置、2次感染予防のため全学休講を決めた。期間中は課外活動も全面禁止する。感染した10人はいずれも軽症。感染経路は分かっていない。
 「全学休講」は、午後5時前に校内アナウンスで伝えられた。2年の女子学生(19)は「はしかなんて子どものころの病気だと思っていた」。同学年の女子学生(19)は「楽しみだったゼミ合宿にも行けない。土日の課外活動まで控えろなんて」と残念そうだった。
 一方、明星大(同日野市)も同日、非常勤講師の男性(30)と学生3人の計4人の感染が明らかになり、この講師が担当する2科目を受講する学生75人を20日までの10日間出校停止措置にした。4人のうち3人は完治し、生徒1人も快方に向かっているという。
 また、創価大(同八王子市)は学生52人と教員1人が感染し、4月18日から今月6日まで学部と大学院を臨時休講した。同大は学生約6000人に予防接種を受けさせた。宮崎和弘・同大広報部長は「学生や地域にこれ以上被害を広げてはならない」と話している。【伊藤直孝、苅田伸宏】

 ◇感染報告、すでに01年と同レベル

 すでに小中高校での臨時休校は首都圏を中心に増えているが、文部科学省は、さらに拡大すれば状況を緊急調査する方針。都道府県教委などへは、保護者にワクチン接種を促すよう求める通知も検討している。
 国立感染症研究所感染情報センターによると、はしかは推定約28万人が感染した01年の大流行以降、沈静化していたが、今年は2月ごろから感染者が増え始め、4月以降に急増。同センターの集計では、4月1日から5月11日(午後8時現在)までの新たな患者は、昨年3人に対し、今年は263人。うち東京、神奈川、千葉の南関東が151人と過半数を占め、さらに関東地域全体に広がりつつある。
 15歳以上が多いのも特徴。約450の医療機関を対象にした調査では、4月第1~第4週で81人の感染が報告された。これは大流行した01年とほぼ同じ。厚生労働省結核感染症課は「近年、発生率が下がっている分、免疫のない若者も多く、ワクチン未接種の人たちに感染が広がっているのではないか」とみている。 国立感染症研究所感染症情報センターの多屋馨子・予防接種室長は「予防法はワクチンしかない。未接種でかかったことがない人は、急いで接種して。大人でも重症になることがあり、侮ってはいけない」と話す。接種の記憶が不確かならば、医療機関での血液検査で免疫の有無が分かるという。

(毎日新聞記事 2007年5月11日 22時08分)
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