DUKE Train

主要ニュースだけでなく国内ローカル、海外面白ニュースまでアップしています。

米軍、ガザに支援物資を投下 食料3万8000食分

2024年03月03日 | 戦  争

2024.03.03  CNN.co.jp

米軍が投下した支援物資=2日

米国が2日、パレスチナ自治区ガザ地区に初めて支援物資を投下した。米中央軍によると、ヨルダン軍と共同でガザ沿岸部に食料3万8000食分などを届けた。

 

中央軍の発表によれば、米軍のC―130輸送機3機から66個に分けた荷物が投下された。ヨルダン軍もさらに2回投下したと発表した。

 

米高官は、地上で住民らが集まり、物資を配分する場面がみられたと述べた。米ホワイトハウスは今後さらに空中投下を続けると表明した。

 

ガザにはこれまでにヨルダン、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、英国、フランスが人道物資を投下していた。

 

ガザの制空権はイスラエルが掌握しているため、物資の投下には同国当局との調整が不可欠だ。

 

空中投下は地上搬送に比べて精度が低いという課題もある。先日ヨルダン軍が投下した食料の一部は海に落ち、現場の映像には住民らが泳いで回収する様子が映っていた。

 

空中投下は供給できる物資の量が少なく、象徴的な意味しか持たないとの指摘もある。国際NGO「オックスファム」のスコットポール氏は、米国がそれよりもイスラエルへの武器供給を停止し、同国に物資搬送の妨害をやめるよう要求するほうが効果は大きいと主張した。

ガザでは支援物資の搬入が停滞し、人道状況が悪化している。搬入ルートの検問所2カ所のうち、エジプト境界のラファが稼働を縮小し、イスラエル側のケレムシャロームでは人質解放を求めるデモ隊が妨害を繰り返すなか、イスラエルは検問所の追加を拒否し続けている。

 

 

 

 

 

 

 

コメント

賀茂神社で「流しびな」 子どもの成長と無病息災願い 京都市北区

2024年03月03日 | ニュース

3/3(日) 12:32KBS京都(京都放送)

3月3日はひな祭りです。京都市北区の上賀茂神社では桃の節句に子どもの健やかな成長や無病息災を願う行事「流しびな」が行われました。上賀茂神社では、午前10時から、本殿で神事が営まれたあと、境内を流れる「ならの小川」で「流しびな」が行われました。流しびなは古来、疫病や災い、穢れを祓う行事で、ひな祭りの起源にもなったとされています。まずは神職や巫女が人形を川に流した後、参拝者らが次々と流しびなを行いました。川に流す人形は水に溶けやすい和紙で作られたもので、参拝者にはそのほか桃の花などが授与されます。流しびなに添える短冊には思い思いに願い事が記され、参拝者らはそっと水面に浮かべて、お内裏様とおひな様の仲睦まじい様子の人形を見送っては、子どもたちの健やかな成長や無病息災を願っていました。

 

 

 

 

コメント

京都・宮津市 天橋立で学生ボランティアらが「カキ殻」拾う

2024年03月03日 | ニュース

3/3(日) 12:34関西テレビ

京都の天橋立では、悪臭などで問題となっているカキの殻を拾う、ボランティア活動が行われました。

京都府・宮津市の天橋立では、生活排水の流入などの影響でカキの殻が積もり、悪臭や、景観の悪化などで問題となっています。3日、学生ボランティアや地域住民など70人が集まり、浅瀬にたまったカキの殻の回収作業を行いました。

参加したボランティア「作業は思った以上に力が必要なんですけど目の前にこれだけカキ殻があるのでいっぱいとってやろうという気持ちになります」

集まった約3トンのカキの殻は、畑の肥料などで再利用するということです。

 

 

 

 

 

コメント

引退競走馬が警察に「くら替え」 30周年の京都「平安騎馬隊」、その役割とは

2024年03月03日 | ニュース

3/3(日) 12:01 京都新聞

京都御苑をパトロールする平安騎馬隊(1月20日)

2月に発足30周年を迎えた京都府警の平安騎馬隊。祭りの警備や児童の見守りなど幅広い任務に当たる。活動を支えるのは、華々しいレースの舞台を退いた元競走馬だ。ファンの期待を乗せて駆けた優駿たちは、警察と市民をつなぐ騎馬隊へとくら替えし、「第二の人生」を快走している。

森に囲まれた牧場に子どもたちの歓声が響いた。平安騎馬隊の乗馬体験会が1月27日、京都市左京区の宝が池公園内にある隊舎であった。約300人の親子連れらが馬に乗ったり顔をなでたりして、和やかな雰囲気が広がった。

騎馬隊の活動を支えるのはレースを引退したサラブレッドたち。1994年の設立以降に在籍した35頭のうち、29頭は日本中央競馬会(JRA)の寄付によって集められた。京都の山にちなんだ名前を付けられ、第二のキャリアを歩む。

 

 隊歴2年の大文字号は、過去に「タールタン」として重賞レースに4度入着した実力馬だ。「フィールドイレブン」から改称した小倉号は、地方競馬で132戦に出走。同隊に移ってからは、穏やかな性格で数々の任務をこなしてきた。

 

 競馬の世界では花が開かなかった馬もいる。鞍馬号は「アポロユウシャ」として2歳9カ月でデビューしたが、走ると呼吸がしづらくなる喘鳴(ぜんめい)症を患った。競走馬としては致命的な病気で、3戦で引退。馬主に手放されたが、3歳5カ月で入隊すると、騎馬隊の一員として才能を発揮し、次のリーダー候補として期待されている。

 

 サラブレッドの体つきや性格は本来、乗馬には向かないが、訓練を重ね、長時間の任務に就く忍耐力や人への信頼を積んでいる。JRAの乗馬指導員も務めた平安騎馬隊の調教師長谷川雄二さん(71)は「暴れて人に危害を加えることは絶対に許されない。日本トップクラスの馬術訓練を受けている」と胸を張る。

 

 日本馬事協会の統計によると、1年間の引退馬の数は、中央競馬と地方競馬を合わせて約1万頭。競走馬は酷使され、足を故障して殺処分されることも多い。長谷川さんは「平安騎馬隊の馬のように、20歳を超えても元気に動けるのは、幸せなことだ」と話す。

競馬ファンのカメラマン北岡清さん(71)=大津市=は約20年前から同隊を撮影してきた。「引退した競走馬の老後は厳しいと聞くが、騎馬隊として活躍してくれるのは、とてもうれしい」と笑顔を見せる。

 平安騎馬隊 京都府警が1994年、平安遷都1200年を記念して設立。府警によると、警察の騎馬隊は府警のほか皇宮警察と警視庁の3組織のみ設置されている。府警では警察官10人、馬5頭が所属し、防犯行事のほか、葵祭や時代祭の祭列を先導する役割も担う。

 

 

 

 

コメント

京都「にゃんたん市」の駅舎に猫の壁画お目見え 近隣企業の工場長がデザイン

2024年03月03日 | ニュース

3/3(日) 9:02  京都新聞

地元企業のボランティアが駅舎に描いた猫の壁画(同市八木町・JR吉富駅)

JR吉富駅

京都府南丹市八木町のJR吉富駅舎に、猫をモチーフにした壁画がお目見えした。同町に工場がある自動車部品製造会社「ジヤトコ」(本社・静岡県)の社員らによる駅の美化活動の一環で、市が進める猫や犬に優しいまちづくり「にゃんたん市プロジェクト」のアピールに一役買っている。

 

 壁画は、同社の古郡竜也八木工場長(58)が、市と相談しながらデザイン。ほほ笑みながら手招きする猫を大きく描いた。にゃんたん市のロゴもあしらい、背景を黄色に塗り、温かみのある雰囲気に仕上げている。

 

 自動車部品をイメージした青い車をはじめ、牛乳パック、豆腐、ようかん、かつお節など駅周辺にある企業にまつわる物も盛り込んだ。

自宅から徒歩で駅を利用する竹内美恵子さん(86)は「子猫ちゃんがかわいい。駅に来るときに気持ちが明るくなる」と喜んだ。

同社は地域貢献として昨年11月から、社員が利用する駅舎の清掃ボランティアに取り組んでおり、壁画は2月12~14日に作業した。今後も随時活動し、「塗り残した階段なども利用者が喜ぶようなデザインにしたい」(古郡工場長)としている。

 

 

 

 

コメント

トロピカル・フルーツびな 来場者を迎える 京都府宇治市植物公園 

2024年03月03日 | ニュース

3/2(土) 18:32KBS京都(京都放送)

宇治市植物公園では、桃の節句を前に植物公園らしい変わり雛を展示しています。宇治市植物公園入口の受け付け付近には七段飾りの豪華なひな人形が飾られています。その隣のお内裏様とおひな様は、植物公園らしくトロピカル・フルーツで作られています。お内裏様はトロピカル・フルーツの王様ドリアン。おひな様はトロピカル・フルーツの女王と呼ばれるマンゴスチンです。高さ20cmほどのひな人形は顔を粘土でつくり絵具などで色を塗りました。十二単などの衣装も含め、すべて職員の手作りです。ほとんどのフルーツは植物公園の温室で鑑賞することができ、植物をより知ってほしいという職員の情熱を感じます。このひな人形は、2012年から展示されています。ことしは最下段に、身の回りの世話をする仕丁の3人が加わり、より豪華になりました。また隣りには職員が絵付けしたヒョウタンびなも楽しむことができます。トロピカル・フルーツびなは、3月10日まで来場者を出迎えます。

 

 

 

 

 

コメント

西陣千両ヶ辻ひな祭り 3日まで開催 京都市上京区大宮通り

2024年03月03日 | ニュース

3/2(土) 18:32KBS京都(京都放送)

3月3日は桃の節句、ひな祭りです。京都市上京区ではひな人形やひな飾りを展示するイベントが始まり、まちを華やかに彩っています。このうち「町家写真館」には、およそ300年前の江戸時代中期・享保の時代から昭和までのひな人形がずらりと並んでいて、時代ごとに異なる表情や着物姿を楽しめます。このイベントは、西陣の「千両ヶ辻」を活性化させようと、地元住民らでつくる実行委員会が桃の節句にあわせて開いています。ことしは、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、地域の商店や町家など、36軒がひな人形やひな飾りを公開しています。ほかにも、西陣にふさわしく、明治時代に実際に使われていた生糸を紡ぐ機械や帳簿などが展示されている町家もあり、過去にタイムスリップした気分を味わえます。会場一帯ではカバンや西陣織の帯なども販売され、訪れた人は買い物も楽しんでいました。「千両ヶ辻ひな祭り」は、2日午後4時半まで開かれていて、あすは午前10時から午後4時半まで雅楽の演奏や人力車の乗車体験が行われます。

 

 

 

 

 

コメント

清水寺に現れた巨大な猫やこけしイベント「ARTISTS’FAIR KYOTO」京都で開催

2024年03月03日 | ニュース

 3/2(土) 8:25MBSニュース

京都市では、現代アートの作品を展示し販売するイベントが開かれています。

 

 清水寺に現れた巨大な猫。そして、その先には巨大なこけしが横たわっています。今回で7回目となる現代アート展「ARTISTS’FAIR KYOTO」国の内外で活躍するアーティストの作品に加え、若手の作品も展示され、ほとんどの作品は購入することもできるということです。

 

 イベントは、市内各地で行われていて、京都国立博物館と京都新聞ビル地下1階で3月3日まで、清水寺会場では3月10日まで開催されています。

 

 

 

 

 

 

コメント

輪島塗箸職人 再建へCF

2024年03月03日 | ニュース

2024/03/03  読売新聞オンライン

再建への思いを語る鮓井さん(小野市で)

伝統の技法で作られた輪島塗箸=鮓井さん提供

倒壊した「鮓井商店」の店舗。朝市通りの入り口に立っていた(1月、石川県輪島市で)

能登半島地震で石川県輪島市の店舗と工房が全壊し、家族で小野市に避難している輪島塗箸職人の 鮓井すしい 伸和さん(41)が再建に向け、一歩を踏み出した。インターネットで支援を募るクラウドファンディング(CF)を開始。「自分の取り組みが、廃業や転居を考えている人を踏みとどまらせるきっかけになれば」と前を向く。

店と工房全壊 「みんなが立ち上がる一助に」

 鮓井さんは、約100年続く輪島塗箸の製造と販売を手がける「鮓井商店」の4代目。地震が発生した元日は、妻の実家がある福崎町に3人の息子と家族5人で帰省していた。

テレビの速報で地震を知り、輪島市にいた両親に妻が電話をかけた時、2度目の揺れが襲った。聞こえてきたのは「家が壊れる」という母の叫びだった。すぐに帰りたかったが、現地は混乱し、両親からも「来るな」と止められた。道路の寸断もあり、戻れたのは2週間後だった。

店があった朝市通りに立った鮓井さんは、変わり果てた光景にぼう然とした。「現実感がなかった。知っている家も店も、みんななくなっていた」。一帯の建物は倒壊し、火災で焼失していた。「ひたすら悲しみがこみ上げた」

 

 焼失は免れたが、木造2階の店舗は崩れ落ち、離れた場所に立つ工房も大きく傾いて倒れる寸前だった。

 

 現役のプロゴルファーでもある鮓井さんは、ゴルフ場が多い加東市で長く暮らしていた。しかし、高齢の両親を思って、3年前に輪島塗箸の伝統を継ぐことを決意し、Uターンした。

 

 長年にわたって培われた技法で生み出される輪島塗箸。「色彩豊かで、見た目が鮮やかな箸は食卓が華やぐ。使ったら、いっぺんで良さをわかってもらえる」と鮓井さん。父の指導で職人修業を積む傍ら、ゴルフの試合に出場したり、輪島市の高校ゴルフ部の指導をしたりしていた。

 

 そんな「二刀流」の生活は地震で奪われた。発生から2か月たった今も、両親は避難所生活が続く。自身は中学生の長男のことを考慮して一時避難することを決め、1月に妻子とともに、小野市が被災者に提供する市営住宅で生活を始めた。

 

 「環境の良さもあったが、親身になって心配してくださる住民の皆さんや市職員の温かさが心にしみた」と感謝を示す。

 

 一方で、帰省中だった知人が妻子を失ったことを報道で知った。別の知り合いからは能登を離れて転職すると聞き、寂しさを感じた。喪失感とあきらめが心に広がる中で、店と工房の再建を目指す気持ちが強まり、CF挑戦を思い立った。

 

 最初は個人事業に寄付で支援を求めることにためらいがあった。そんなとき、同郷の友人が背中を押してくれた。「中小の事業者が立ち直る姿を見れば、『頑張ろう』と励まされる人たちがきっといる。再建できたら、今度はお前が苦しんでいる人たちを助ければいい」。漁業を営む友人の実家も船を出せなくなり、苦境の中での激励に力を得た。

輪島塗は多くの人が携わり完成する分業制。鮓井さんは「誰かが立ち上がることが、みんなが立ち上がることにつながる。『やはり古里に残りたい、ここでもう一度頑張ろう』と思える一助になれれば」と力を込める。CFは専門サイト「レディーフォー」で4月30日まで受け付けている。 

 

 

 

 

 

 

コメント

東大寺二月堂 食べ物 鳥獣に与え

2024年03月03日 | ニュース

2024/03/03  読売新聞オンライン

紙に包んだ米飯を投げる練行衆(奈良市で)

東大寺二月堂の 修二会しゅにえ で、堂に籠もる11人の僧侶「 練行衆れんぎょうしゅう 」が、昼の食事後、鳥獣に食べ物を分け与える「 生飯さば 投げ」を行っている。

練行衆の正式な食事は毎日正午の1回のみ。「 食じき 作法」と呼ばれ、参籠宿所脇の 食堂じきどう で長い祈りをささげ、無言で一汁二菜の献立を食べる。この際、手のひらに収まる程度の米飯を紙に包み、退出する際に投げる。

 

 2日も食堂から出た練行衆が、近くの「 閼伽井屋あかいや 」の屋根に向かって米飯を投げた。日々の行法は翌日未明まで続き、その間は一切の飲食を断つ。

 

 

 

 

 

コメント

瀞峡巡り 川舟運行開始 

2024年03月03日 | ニュース

2024/03/03  読売新聞オンライン

断崖や奇岩が続くコースを進む川舟(北山川で)

和歌山、奈良、三重の3県にまたがる国特別名勝・ 瀞峡どろきょう を巡る川舟の運航が2日、始まり、新宮市熊野川町玉置口の乗船場で開始式典が行われた。

瀞峡は熊野川の支流・北山川の渓谷。コロナ禍の観光客減少で既存のウォータージェット船が事業を休止した。熊野川町ふれあい公社が引き継ぎ、2022年に「瀞峡めぐり川舟クルーズ」を始めた。23年シーズンは約4400人が乗船した。

 

 式典で、向井雅男副市長が「瀞峡は市の大きな財産。次の世代につなげるためにバックアップしていく」とあいさつ。公社の下阪殖保代表理事は「多くの皆さんに瀞峡の魅力を感じてもらいたい」と述べた。

この後、関係者5人を乗せた第1便が出発し、切り立った断崖や奇岩が両岸に続く往復約9キロのコースを約40分かけて巡った。

11月30日まで、午前9時~午後3時に1日6便運航する。月曜運休。完全予約制で、乗船料はいずれも税込みで大人3000円、4歳~小学生1500円。予約、問い合わせは熊野川川舟センター(0735・44・0987)。

 

 

 

 

 

コメント

宇治 平等院 創建した藤原頼通をしのぶ「関白忌」

2024年03月03日 | ニュース

03月02日 15時46分  NHKNEWSWEB

宇治市にある世界遺産の平等院で、寺を創建した藤原頼通をしのぶ法要、「関白忌」が営まれました。

 

「関白忌」は、平安時代に関白として権勢をふるい、平等院を創建した藤原頼通をしのんで毎年3月2日に営まれ、地元では春の訪れを告げる行事として親しまれています。

ことしは頼通の没後950年の「大遠忌(だいおんき)」とされ、国宝の「鳳凰堂(ほうおうどう)」には緑や紫の「けさ」を身につけた僧侶などおよそ20人が集まりました。

そして、本尊の「阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)」の前で僧侶がお経を読み上げる中、はすの花びらをかたどった「散華(さんげ)」と呼ばれる紙がまかれました。

鳳凰堂の周りでは、訪れた人たちが、厳かな法要の様子を見守っていました。

平等院の神居文彰 住職は「紫式部からも高く評価された頼通のように、暴力ではなく、ことばで他者との結びつきを深められる社会になることを願っています」と話していました。

 

 

 

 

コメント

大阪 堺 江戸時代の「鉄砲鍛冶屋敷 」博物館としてオープン

2024年03月03日 | ニュース

03月03日 12時27分  大阪NHKNEWSWEB

鉄砲の一大生産地だった大阪・堺市で、江戸時代から残る鉄砲鍛冶の作業場を兼ねた屋敷が、3日、オープンしました。

 

堺市堺区にある「井上関右衛門家住宅」は、全国で唯一、江戸時代から残されている鉄砲鍛冶の作業場を兼ねた屋敷で、調査の結果、2万点を超える古文書などが見つかりました。

市が4年前から進めてきた工事などが終わったことから、3日は、オープンを記念したセレモニーが開かれ、屋敷の調査にあたった関西大学の藪田貫名誉教授が「井上家が代々にわたり類いまれなる屋敷と、古文書を守り抜き、現代につなげてくれたことに感謝します」などとあいさつしました。

館内には、商談をするための「みせの間」や、銃身をつくる「鍛冶場」が再現されていて、井上家当主が手掛けた江戸時代後期の火縄銃の実物や屋敷で発見された古文書などが展示されています。

このうち、各地の武家と堺の鉄砲鍛冶の取引先を記録した帳簿には、井上家の名前が最も多く記され、当時の活況ぶりがうかがえます。

このほか、鍛冶職人の体験ができるコーナーも設けられています。

堺市文化財課の山田悠太朗学芸員は「展示を見ていただければ当時の鉄砲鍛冶のように熱い気持ちになれると思います」と話していました。

堺市の「鉄炮鍛冶屋敷」は、午前10時から午後5時までオープンしています。

 

【井上家とは】

堺市によりますと、「井上関右衛門家住宅」は江戸時代の町家で、井上家の祖先はいまの愛媛県大洲市などがある大洲藩を治めた加藤家に仕え、1610年ごろに兄弟のうち弟が堺に移り住んで鉄砲鍛冶になったされています。

井上家は、江戸時代後期には堺でもトップクラスの火縄銃の生産量をほこり、明治時代まで生産を続けていたということです。

屋敷からは、2014年に2万点以上の古文書が見つかり、堺市と関西大学が4年がかりで共同調査を進めてきました。

江戸時代は徳川幕府の方針などから火縄銃の生産は縮小していったと考えられてきましたが、調査の結果、江戸時代後期にも全国の大名などから火縄銃の注文を数多く受け活況だったことが分かり、市と関西大学は通説を覆す発見だとする報告書をまとめています。

 

 

 

 

 

コメント

チェコ外相 万博のパビリオン建設「4月中には工事開始予定」

2024年03月03日 | ニュース

03月03日 07時08分 大阪NHKNEWSWEB

 

大阪・関西万博に向けて来日していたチェコのリパフスキー外務大臣が万博会場を訪れ、4月中にはパビリオンの建設工事を始める予定であることを明らかにしました。

 

チェコのリパフスキー外務大臣は来年の大阪・関西万博に向けて来日し、2日、大阪の吉村知事を表敬訪問しました。

この中で、リパフスキー外務大臣は「開幕までにしっかりと準備をして、万全の状態で開幕できるよう、ぜひともサポートをお願いしたいです」と話しました。

これを受けて、吉村知事は「万博を通じて、チェコと日本のつながりがより深まることを願っています」と話しました。

チェコは「人生のための才能と創造性」をテーマにらせん状のガラスでできたパビリオンを建設する予定で、表敬訪問のあと、リパフスキー外務大臣は大阪・此花区の万博会場を視察しました。

視察のあと、リパフスキー外務大臣は「計画どおりにいけば、4月にはこの場所で工事を始められる予定です。パビリオンではわれわれの文化を紹介し、おいしい料理も来場者を魅了すると思います」と話しました。

 

 

 

 

 

コメント

奈良 光明皇后ゆかりの尼寺 法華寺でひな人形展

2024年03月03日 | ニュース

03月03日 12時03分  奈良NHKNEWSWEB

光明皇后ゆかりの尼寺、奈良市の法華寺では、皇室ゆかりのものや伝統的な織物を身につけたものなど、およそ100体のひな人形が展示されています。

 

奈良市の法華寺は、聖武天皇のきさき、光明皇后ゆかりの尼寺で、「御所人形」と呼ばれる、皇室や公家ゆかりの人形など、寺で保管しているおよそ100体のひな人形を毎年この時期、境内の建物で展示しています。

このうち、奈良の伝統工芸、「一刀彫」で作られた五段飾りのひな飾りは、木彫りの人形が太鼓や笛を手にしていて温かみのある雰囲気の作品となっています。

また、純金の糸が織り込まれた「佐賀錦」という佐賀県の伝統的な織物を身につけた豪華なひな人形も飾られています。

奈良市から訪れた夫婦は「きょうはひな祭りの日なので見に来ました。古いひな人形がたくさんあって素晴らしいです」と話していました。

法華寺の渡邊英世 執事長は「古い御所人形などさまざまな種類のひな人形があるので、外の紅梅に春を感じながら、一体一体を楽しんでほしい」と話していました。

法華寺のひな人形展は今月14日まで開かれています。

 

 

 

 

コメント