モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

可愛いは正義!でも難しい!

2019-09-24 22:42:02 | 大人 水彩


大平 透明水彩

まだまだ暑い気がします、一平です!本日は日曜クラスの大平さんの水彩画をご紹介します!いつもCDのジャケットのような絵を描く大平さん、今回は元AKB48で現在ギタリストとして活躍する山本彩さんをモデルに描かれました。「せっかくだから可愛く描いてあげたい」と仰っていましたが、とても可愛らしく優しい雰囲気の絵に仕上がりました!

モデルの服の色は白と黒でシンプルに、パラソルや背景をパステル調でまとめていますが、実はこの白のトップスと黒のスカート、どちらもかなり難しい素材感のものでした。

 白の方は羽毛のようにフワフワしていて、かなり描くのが難しそうと仰っていましたが、まずこういう柔らかく細かいものを描く際には影の部分に少し色を入れていきます。そしてその上から面相筆で毛を描くように細く白を入れていきます。こうする事で柔らかいフワフワとした質感を持たせながらしっかりと立体感を出す事ができます。また傘の色味が白いトップスに反射することを考慮し、少し暗めの青や黄色を影部に入れる事で白に深みを与えています。
 次にスカートですがまず見え方が素晴らしいです。真っ黒のものは立体感を表現するのが難しく、「真っ黒い何か」になってしまいがちですが、大平さんの今回のスカートはどういったデザインのスカートか、どのようなシワが寄っているかなどがよく描写されています。きっちりと「黒いスカート」に見えますよね。黒の鉛筆だけで構成されるデッサンの考え方が上手く応用された例の1つです!
 最後に、全体的に柔らかい雰囲気でも、ギターや腰掛けている棚の木製品をカチッと固くと描くことで、バランスがしっかりとれています。

そしてここが大平さんの凄いところですが、元の写真には傘がありませんでした!カラフルな色を加えたいと派手な傘を合成したのでした。先程「傘の色味が白いトップスに反射」と書きましたが、想像でこの状況を探るには相当な枚数をこなしていないと無理でしょう。8年前から入会して(僕が小学5年生の頃!)1枚1枚丁寧に仕上げているからこその上達ではないかと思います。

「まぁとりあえず怒られても良いから描いてみるか!」派の方々、たまには大平さんのようにしっかりと頭で構成を考えてから描いてみても良いのかも(笑)


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2 コメント

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はじめまして (花木柳太)
2019-10-18 11:40:43
失礼ながらフォローさせてください。

駄句など詠んでいます。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます (小原)
2019-10-20 14:23:35
花木柳太様
ミオスの小原です。
遠く福岡からコメントありがとうございます。
絵手紙も描いていらっしゃるのですね!
やわらかで優しい色調と、丸い文字の雅印から、花木様の穏やかなお人柄を感じる事ができます。
また拝見させて頂きます。

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