モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

ミオスで学んだこと

2023-12-26 08:17:31 | スタッフ講師


彩加 大学1年 ー 小学生クラス・学生クラス担当

サヤカです!年末のブログはフリーということで数週間前から頭を悩ませていました。せっかくなら今の自分にしか書けないものを書こうと決め、ミオスの生徒からスタッフとなり、感じたこと、考えたことを綴ろうと思います。

私は美術系に進学するつもりはありませんでしたが、高校2年の時絵を描くという趣味をより極めるためミオスに通い始めました。中学に上がってから、なかなか絵を描く時間が取れていなかったので、毎週二時間絵と向き合う時間が生まれたことがとても嬉しかったのを覚えています。ミオスでの時間は、居心地が良く、自分の作品をのびのびと創作できる充実した時間でした。

進路の決まった高校3年の2月ごろに小原先生にお誘いいただき、小学生クラスのお手伝いを始めると、驚きと戸惑いの毎日でした。最初の頃は小学生の元気さに圧倒され、カリキュラムを進める忙しなさに追われ、授業の記憶が全くありません(笑)小原先生からは、いつも落ち着いていると言われるのですが、内心は焦ってばかりでした。スタッフになってから約1年が経ち、様々なカリキュラムや作品展、ハロウィンやクリスマスといったイベントを通し、忙しさに追われるだけでなく、生徒さんとのコミュニケーションを楽しみ、作品に現れる個性を感じることができるようになってきました。いつもは天真爛漫だけど、作品は繊細だなぁとか、平面は苦手と言ってたけど、立体だと自由な発想ができててすごい!など、一つの作品から子供達との会話を思い出し、毎週のブログにも活かせました。完成した作品を見るだけではわからない、成長や過程を知ることができるのは、スタッフの特権だと気づき、大切にすることを心がけています。

また、ミオスの至る所に生徒さんへの想いが込められていることを、スタッフになってから改めて実感しました。生徒の時には何気なく使っていた物や座席の一つをとっても理論的な理由があり、小原先生に説明していただく度に、配慮の深さに驚いています。使いやすさ、移動のしやすさだけではない理由を知ることによって、ミオスには小さな仕事はなく、どの仕事も生徒さんの創作に繋がっているという意識を持つことができました。そんな愛が溢れるミオスで働くことで、私にとって「創作」がより尊いものに変化していきました。小学生でも、大人でも、自分を表現して、作品という形にすることは、簡単ではありません。スタッフとして、そんな尊い活動の一端に関われていることを誇りに思っています。

まだまだ未熟な部分もございますが、今の気持ちを忘れず、これからも精進します!来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください!


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