小学生対象の油絵ワークショップが始まっております。日によっては空席もございますので、駆け込みでお申込も可能です、メールでお問合せください。ワークショップの詳細はこちら
油絵は下塗りが重要です。物理的に筆が滑りやすくする為にも必要ですが、見えている色(写真と同じ色)を塗った時に発色を良くする為、また深みを出す為に必要です。が!小学生の場合はまた違う理由が。塗り方が雑なので、塗り残しがあっても白地が見えない=完成度が高く見える、という利点が一番ですね。
上の作品は低学年の絵ですが、上段と下段で下塗りの色数が違います。下段は1色しか塗っていませんが、単に下描きに時間が掛かり、下塗りに多色を使い塗り分ける暇がなかっただけ。上段の子は余裕があったので、場所によって色を変えました。肌は元気に見える赤、洋服は補色、背景は類似色を選択しています。本人たちはまだ理解できる年齢ではありませんので、講師が選んで塗らせています。高学年には説明して自分で考えてもらいますが、難しい子には無理せずこちらの指示に従ってもらっています。
下塗りについては、過去のYouTubeが分かりやすいのでどうぞご視聴ください。こちら