株価の日経平均が一年八か月ぶりに三万円台を回復したと報道されている。まあざっくりと株価は景気を反映していると理解しているので、本当にそんなに景気が良いんかなあと思ってしまう。確かに賑わいは回復基調にあるが、懐が暖かいかというと違う。勿論、良い悪いは比較の問題だから、半年一年前よりは微かに良いかもしれない。しかし三万円台というほどではない。
ではなぜここまで日経平均が上がったかというと世界の投資資金が日本に投入されている投入される気配があるからだ。地盤沈下が始まっている科学技術立国日本、差別拡大がなかなか止まらない公徳心立国日本は危ういようでもきな臭い世界の中ではまだまだ安定優等生で、今しばらくは格好の投資対象と金儲け至上の金に金を生ませる人達は分析しているらしい。しかし、単純素朴になんだかおかしいと考えてしまう。