駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

おいてはですね

2020年12月26日 | 政治経済
          

 自分が道に外れたことをしたという意識がない。倫理感がない。自分のお友達支持者は正しく大切で、批判者野党は嫌悪すべき排除の対象という感覚なのだ。お詫びをしても反省は言葉だけのポーズで行動が伴わない。それが証拠に離党辞職せず再々登板も考慮中で、次は気を付けようと思っているだけのように見える。
 そういう人が最長権力を達成したのは、権力維持策略に優れていたからだ。経済は蜜で飴玉で票を集め、背後で改憲復古の野望を目指していた。怖いのは票だけ、それは屋台骨を支えた後継者も同じ。票を減らしてコロナに苦しむ医療機関の民意を伝えたい。
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医療現場からSOS

2020年12月25日 | 医療
          

 新型コロナによる医療逼迫が現実のものとして襲ってきた。医療は当院のような最前線で慢性疾患と入院や詳しい検査を必要としない急性疾患を診る医院から入院や手術が必要な疾患を見る総合病院そして研究も行う大学病院や公立大病院からなっている。
 最前線の我々のような医院にも週に二三例は入院検査治療が必要な患者さんが受診されるし、長く通院している患者さんに入院検査治療が必要な事態が起こることもある。そうすると近隣の病院にお願い依頼するわけで、今までは連携が円滑にできていた。しかし、一週間くらい前から一部の病院が新型コロナ対応で身動きが取れなくなった。 
 その病院が最適と思っても入院が必要な患者を受け入れてくれなくなった。大変に困っている。ものすごく困っている。私はどうせ先が長くありませんからという患者を目の前にして、助けて呉れと言いたい。
 白々しい嘘を百回以上ついても口先で責任を感じると言うばかりで、実際には何の責任も取らない前首相と新型コロナ感染歯止めが第一と言いながら口先ばかりで、実はゴーツーを最優先していた現首相に強い怒りを感じる。何が再々登板か、三密で何万円ものステーキを食べている場合か。ふざけ過ぎている。失格!懲戒処分を。
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外国語を身に付ければ

2020年12月24日 | 世界
          

 デイブスペクターやパックンは並みの日本人よりも日本語ができる。長く住んでいるからというわけではない。五年住んでも片言の外国人も居るので何かが違う。たぶん二人は言語の才能がある?のだ。ユーチューブを見るとパックンやデイブに負けない日本語を話せる外国人が結構いる。
 英語を流ちょうに話せる日本人は十年英語を習っている割に少ない。日本人は外国語が苦手なのだろうか、外国語習得のメカニズムがどの程度深く研究されているか知らないが、教え方の問題か日本人の脳に問題があるのか興味がある。
 話せるようにと英語が早期に導入され教え方に変化があるようだが、どの程度効果が出ているのだろう。この政策導入には深い学問的な裏付けはないようで、国語教育に悪影響があっては元も子もない。
 他国語を知ることは異文化を知る一番の近道というか王道で、世界平和への確かな一歩なのは間違いない。ちょっと短絡的かもしれないが、eテレは残し地上デジタルにCNNなどの放送を流したらと思う。これには副作用は少ないだろう。
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師走も押し迫り寒い

2020年12月23日 | 診療
           

 今朝も冷え込んでいる。これが普通ですよねと言われるお年寄りにそうですよと相槌を打っているが、気候変動が続き季節感が狂ってしまたので、果たしてこれが平均的な師走の気温なのか自信がない。
 困るのは手が冷えて冷たいことだ。触診する時に冷たい手で申し訳ないと言い訳をしている。夏は汗ばんだ皮膚を触るので、患者さんが申し訳ないと言われる。こういうのをお互いさまというのだろうか。ちょっと違うがもうやいこ感覚ともいえる、と言っても分からない人がほとんどだろう。
 今の時期内科医院は、たとえコロナの受診控えがあると言っても、非常に込み合う。ほとんど倍の患者さんが来られるので、勢い診察時間会話が減る。それでもほぼ満足して(おそらく)帰られるのは、掛かりつけでお互いの気心が知れているからだろう。中にはどんなに後ろに待っている患者が多くても、自分の病気ではなく殆んど愚痴をこぼしていかれるおばさんおばあさんが居られる。聞いてほしくて寒い中を出かけて来たからにはということだろう。確かに認知症の夫や姑をを介護するのは大変だろうと思うが、正直ちょっと勘弁してほしいと内心思うこともある。
 あと一週間、泣いても笑ってもコロナ禍の年は暮れ行く。
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恐れながらアドバイス

2020年12月22日 | 政治経済
          

 安倍から菅に政権が変わり政治の劣化が止まらないと言うのは簡単だけれども、それも単純化しすぎて短絡した反応で思考停止になる恐れがある。二人では問題点の内容が異なっていると思う。
 菅さんの方が失礼ながらお粗末なところが多いようだが嘘は少ないように見ている。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある、安倍首相の証人喚問を断行すると支持率が上がるかもしれない。
 もうひとつ一つアドバイスをさせていただければ、色々な人の話を聞くのは良いことでも人選に問題がある気がする。自分で選ぶのは三分の一にして、三分の一は日本学術会議の推薦、三分の一は立憲民主党と共産党の推薦にしたらいかがでしょう。
 個人の名を挙げて批判するのは微妙だが、なぜNHKのeテレを止めてしまえなどというような人を重用するのか、視野が狭ますぎると申し上げたい。
 最後に何か息抜きをされておられるでしょうか、働き過ぎて頭を政治で一杯にしていると決して良い考えは浮かびません。一日三十分でよいので古典落語を聞くとか、詰め将棋を解くとか、森麻季の歌を聴くとかしないと本当に国民のためになる判断はできないのではと申し上げたい。
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