駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

歌手には難しい時代

2020年12月18日 | 人物、女
          

 朝倉さやという歌手が居る。山形出身で民謡日本一になった歌手だ。ものすごく歌がうまく、民謡以外のいろんな歌をカバーしている。数年前から知っており、そのうち全国的に大人気になるだろうと思っていたが、まだ知る人ぞ知る存在にとどまっている様子だ。
 2020年になってもスポーツ選手などは全国的な人気を博すことができるようだが、テレビラジオから歌番組が消え和風の歌手は世に出にくくなった。勿論、歌手のファンは健在で、テレビラジオではなくコンサートで贔屓の歌声を堪能しているのだろうと思うが、新型コロナでそれも難しくなった。
 幸い手軽なユーチューブがあるので、寒い無聊な夜はそれこそ古今東西世界中の歌声を楽しんでいる。久しぶりに朝倉さやを見つけよくわからない東北弁に耳を傾けた。なかなかいい、しかし、さやには厳しいが、歌はものすごくうまくても数々の昭和の名歌手と並べると、何かが足りないと書かねばならない。何が足りないのか、この爺さんにはよぐわかんね、分かればおじえてあげんども。

コメント
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