駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

医療現場からSOS

2020年12月25日 | 医療
          

 新型コロナによる医療逼迫が現実のものとして襲ってきた。医療は当院のような最前線で慢性疾患と入院や詳しい検査を必要としない急性疾患を診る医院から入院や手術が必要な疾患を見る総合病院そして研究も行う大学病院や公立大病院からなっている。
 最前線の我々のような医院にも週に二三例は入院検査治療が必要な患者さんが受診されるし、長く通院している患者さんに入院検査治療が必要な事態が起こることもある。そうすると近隣の病院にお願い依頼するわけで、今までは連携が円滑にできていた。しかし、一週間くらい前から一部の病院が新型コロナ対応で身動きが取れなくなった。 
 その病院が最適と思っても入院が必要な患者を受け入れてくれなくなった。大変に困っている。ものすごく困っている。私はどうせ先が長くありませんからという患者を目の前にして、助けて呉れと言いたい。
 白々しい嘘を百回以上ついても口先で責任を感じると言うばかりで、実際には何の責任も取らない前首相と新型コロナ感染歯止めが第一と言いながら口先ばかりで、実はゴーツーを最優先していた現首相に強い怒りを感じる。何が再々登板か、三密で何万円ものステーキを食べている場合か。ふざけ過ぎている。失格!懲戒処分を。
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