駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

どう言うた、それはどうゆう手大統領!

2016年10月27日 | 政治経済

             

 ドゥテルテ大統領がどこまで本気で暴言を吐いているか不明だが、民衆の心を掴む話し方に長けているのは確かだ。知的な印象は薄く、一見大統領には見えないが、したたかな計算を働かせて発言しているのは間違いない。オバマ大統領を悪し様に言うのは元々立派そうな人道的発言をする人物をすかした野郎だと嫌っていた?こともあるだろうが、アメリカとの同盟関係を反古にするというのではなく、オバマへの悪口を利用して対等な立場に立とうとする意図があると見る。中国に行けば習近平に美味しいことを言い、日本に来れば安倍首相に美味しいことを言う。そうして実利を得ようというわけだ。成る程、老練そうな手口であるが、安倍さんもその辺は心得ているだろうし、まして習近平となれば、足元を見透かしているだろう。アメリカも本音と作戦を抜かりなく分析しているはずだ。

 いづれにしてもドゥテルテ大統領が役者のことは間違いなく、東南アジアから極東に掛けて政治舞台が賑やかになる。北には刈り上げ氏も居るし、お隣にはふらつき始めた女性大統領も居る。舞台には役者が揃った。役者振りで安倍首相は引けを取らない。*は*を持って制すとも聞く。安倍外交の腕の見せ所だろう。

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