駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

よーし、ハリルジャパン

2015年10月09日 | スポーツ

          

 本州太平洋岸では秋晴れが続いているが、北海道には台風の影響で大雨が降っているようだ。寒くなり始めているだろうから、水害がなければ良いがと心配している。  

 ハリルジャパンがシリアにきっちりと勝った。前半は相手と芝生の状態を把握しきれなかったか、ペースが掴めず、ひやひやしながら見ていた。後半は日本ペースとなり、岡崎、本田、香川などの活躍で順当に勝つことが出来た。

 ハリルホジッチ監督は選手を競わせる考えがあるようで、岡崎武藤、香川清武、山口柴崎、森重槇野などがペアで頭にあるようだ。岡崎、本田、香川、長谷部、長友、吉田、西川は核となる先発メンバーと思われる。このうち岡崎、本田、長谷部、吉田、西川は動かしてはならない。この五人が背骨だからだ。まだまだティームとしては十全の力を出し切れていない。これからは先発メンバーを固定してゆく必要がある。相手を見て変えてよいのは三人までだろう。ある程度固定しないと息の合ったプレーが出来ないからだ。

 ハリルは槙野を買っているようだが森重もクレバーで良い選手だ。吉田とのコンビから考えれば森重の方が安定すると思う。原口は生きていなかった、生かされていなかったと言った方が良いかも知れない。長友香川本田との呼吸がもう一つだ。山口も当たりの強い相手転がりの悪い芝生が苦手のようでもう一つだった。

 西川は良いゴールキーパーだがフィードはもっと工夫する必要がある。権田が外されたがフィードでは権田が優れていると思う。

 ハリルはどうも落ち着かない監督で、ちょっと心配なのだが、今までで一番強い日本代表を作るという目標は可能に思える。本田を中田にしてはいけない。意外かも知れないが鍵は長谷部が握っているのだ。

コメント (2)
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