駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

休み時間には頭も休む

2015年10月07日 | 町医者診言

              

 大村智先生の医学生理学賞に続いてこんどは梶田隆章さんがノーベル物理学賞を受賞された。凄い、素晴らしい。この先生方の軌跡を辿れば、文部省は学ぶことがたくさんあるだろう。付け焼き刃ではなく、何十年を見据えて手を打って欲しい。

 昨日は、朝家具屋に本箱の搬入時間を電話しなければと思いながら、気が付いたら午後七時を過ぎていた。こちらが働いている時間と相手が働いている時間とが重なるため、つい電話を忘れることがよくある。

 昼休みは頭が休みモードになってしまうため、仕事と言うほどの仕事でなくても、やる気が起こらず頭に思い浮かばない。どういうわけか五、六分で出来る仕事でも、本業と違う(自分はそう感じている)書類書きだと取りかかるのに七、八分くらい掛かり、ネットを覗いたりパンフレットを読んでいると患者さんやMRが来てやりそびれることも多い。

 年を取ったせいもあるかも知れないが、頭の中のメモは寝る前までは憶えていても、朝出掛ける前までは憶えていても、仕事が終わるまで思い出さないことがあり、戸締まりをして帰る時に思い出して、しまったということになる。なぜ多忙な人に秘書が必要なのかがよく分かる。電子秘書というかロボット秘書を作れば、結構需要があると思う。パナソニックやソニーで作ってくれえ。

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