駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

安倍政権の肝煎り

2013年02月05日 | 町医者診言

      

 株高円安に高い支持率、今のところ安倍政権の滑り出しは好調のようである。まだたかだか一ヶ月半の政権運営で半年後一年後と先のことはわからないが、少なくとも出だしは民主党政権では及びも付かない実効力を発揮している。

 なぜかと言えば、それはサポーターの違いが大きいと私は見ている。こんなことを書くと反発を買うかも知れないが、同じ一票でも自民党政権支持者の方が力があるのだ。つまり、安倍政権には露骨な表現かも知れないが、既得権益に恵まれた人々の支持が多いと推測する(中には鰐や鮫に外国勢も含まれている)。彼等の影響力は数に比して大きく強い。そして自分はさほど恵まれていなくても、強い方に付こう勝ち馬に乗ろうとする人達は多いだろう。

 もし鰐や鮫に外国勢の力が大部分とすれば今の勢いは一時力で終わる恐れもある。

  翻って民主党の落ち込み目を向けると、日本の革新というか左寄りの勢力にはどこか微かにルサンチマンの臭いが漂よい、痩せて非力(勿論、多少の例外はある)なために、結局は陰気な仲間割れを起こして実りなく終わってしまうように見える。民主党は左右どっちつかずの鵺のような組織だが、それでもそうした傾向があったと思う。上手く言えないが豊かな人間的な魅力がないと、人を動かしまとめるのは難しいのではないか。事後言及だから簡単だが、民主党にはそうした魅力が乏しかった。安倍さんを高く評価しているわけではないが、比較すればましに見えてしまう。

 学識もないのに大胆雑駁な解説だが、好調?な滑り出しの理由を考えてみた。

コメント (4)
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