駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

桁違いの国

2013年02月12日 | 世界

     

 二三割増しなら想像実感の範囲だが桁違いも十数倍となると、想像以上の事態が生まれる。南西の海の向こうに辛うじて破裂しそうな風船を力による規制と目配りで養生している国がある。文字通り綱渡りで運営されている。足を踏み外したらどういうことになるだろうか。

 黄砂に混じって汚染大気を送りつけられて、果てどうしたものかと首を捻ってしまう。何と言っても白髪三千丈の国である。とにかく桁が違うので、我々の常識では計り知れないところがある。

 例えば、射撃用レーダー照射はちょいとやってみたのではないか。威令が末端まで届いていない証拠と思う。それが明るみに出ては始末が悪いので、日本の捏造と言い逃れているのだろう。

 大きな声では言えないが、何十年も昔自衛隊機で海の深さを測る測定器を検査中、試しに芦ノ湖の深さを測りに行った蝶番の外れた隊員が居たらしい。「800mでした」。「馬鹿者余計なことをしおって」。と油を絞られたと聞いた。怪我の功名、測定器はお蔵入りになったそうな。

 今回の照射も末端の仕業と思うのだが、中枢から威嚇命令が出ていた可能性もゼロではない。いずれにしても、日本政府の対応能力は測定できたわけだ。

 国は引っ越すことが出来ない。お隣はいつまでもお隣だ。桁違いに人が多く国土の広い国だが、微妙なバランスで綱渡りをしている。相手を下手に刺激して綱から落ちさせないようにお付き合いしないといけない。私の手に余る問題だが、心配だけはしている。

コメント
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