駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

とにもかくにも

2011年06月30日 | 身辺記

 雨が降ろうが槍が降ろうが放射能が降ろうが、命ある限り、とにかく生きてゆかねばならない。

 烏合の議員衆が愚策を弄そうとも、卑しい首相が総理の椅子に齧り付こうとも、マスコミが大本営に堕ちようとも、命ある限りとにかく生き延びてゆかねばならない。

 記憶にないが、いつか見た暗雲が空を覆う。七十五年前にはインターネットがなかった。今は幸いネットがある。玉石混交かもしれないが、溢れる自由な発言と粉飾のない誠実な情報に慰藉と希望を見出す。

 

 力及ばぬ淋しき夜にyouーtubeで倍賞千恵子の、ちあきなおみの・・歌声に聞き入る。何度も何度も繰り返し聞く。歌声は心に深く沈み、静かに優しく語りかけてくる。命ある限り、生きてゆこうと。

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