玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*梅雨空

2008年06月23日 | 捨て猫の独り言

 高齢の父からその曾孫の写真とともに次のような手紙が届いた。「帰ってから軽費老人ホームの入居申し込み書を二人それぞれの名で提出しまた。いつ入居できるかわかりませんが一応ご承知おきください」 我が親ながら敬服に値する。パンフによると部屋数は40室(夫婦部屋2室)で、全室から桜島を眺望でき、最上階の大中小浴室、展望露天風呂では天然温泉浴が楽しめる。

 2歳と0歳と過ごした2ヶ月は格別だった。わが子の子育てがよみがえるような時もあった。世話に追われてあれこれ考える暇もなくあわただしく時は過ぎた。その生活に区切りがついて半月以上になる。最近第2子を出産した近所の母親があんなにかわいがっていたすみれちゃんが居なくなって寂しくなりましたねと慰めてくれた。

 どうも子守の時間が無くなってから虚脱状態気味である。私の場合前から眼科と歯科にはお世話になりっぱなしである。健康な白い歯並び、強い意志を示す目の輝きとは無縁だった。何かに夢中のときは忘れているのに、目と歯の両方の不調を意識することが最近特に多くなった。自由な時間が多いのも良し悪しだ。そんな私の心を写すかのように連日梅雨空が続いている。

 こんな状態の時には頑張らないほうがよい。雨の音を聞きながらぼんやり過ごすのがよい。ぐうたらぐうたらするのがよい。どこからか体を動かせ、汗をかけという声も聞こえてくるのだが。

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