玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

14年来のおつきあい

2009年02月08日 | ねったぼのつぶやき
 15年近く前、何度も住宅展示場を見て歩き草臥れ果ていた私は、「住み心地を体感できるモデルハウス」というチラシに誘われて普通の住居(転勤の間モデルハウスとして提供)を訪ねた。次回の「一棟だけの専用展示場」も奥まった所にあって、社長もいらしたが展示場の様な宣伝は一切なく、2階に設えた機器を使った測定値などの説明が主だった。
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 2~3回通ったが売らんカナの宣伝はなく、建てる気はありますか?と聞いたのを思い出す。契約成立後突然の病を得た当方に「破棄でも構いませんよ」と見舞いも受けた。松井氏の大工作業は見たことはなく、研究者然とした風貌で大学と提携したり海外に学んだりと研究熱心だ。普段の会話や講演会は常に学究的で、更なる快適さを求めて余念がない。

 「いい家」が欲しいは10年前三省堂から出版され、定期的に新聞の一面下段で宣伝されている。人の幸せの器である住まいは住み心地がよく健康的であるべしとの哲学に貫かれている。プレハブ業界からの圧力が強いらしいが、科学的な知見を交えて反論している。「外断熱工法」で建てられた暖かい家に住めている施主達の顔は、感謝と更なる発展を遂げアフターケアーをよろしくと拍手を送っていた。頬に当たる外気も心地良かった。(青文字表記はクリックで会長のブログもある関連記事にリンクします)

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