玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*日展2017②

2017年12月14日 | 捨て猫の独り言

 国立新美術館では開館10周年として、日展の他に建築家の「安藤忠雄展」とアニメーション監督の「新海誠展」が同時に開催されていた。日展会場ではガラス越しに建物の外を見渡せる休憩室まで彫刻作品が展示されていた。陳列面積が大幅に縮小されていた。

 馴染みのある風景画、鹿児島湾の「桜島」、秩父の「武甲山早春」、信州の「白馬村雪晴れ」などに出会うと立ち止まる。山田郁子の「やすらぎの一時(ヨロン島の菊お婆)」は私の関心を引く。この作家は前回も「菊お婆」を出品していた。白日会の会員である。

  

 印象に残った二つの作品がある。どちらも特選に選ばれている。洋画で山内大介の「暁のコンチェルト」と、彫刻で丸田多賀美の「家族から」だ。特に前者は日展に新しい風を吹き込む作家として期待されているようだ。

  

 最後に少しばかり日本画と彫刻の作品を挙げる。(完)

 

 

 

 

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