旅で御一緒した方から銀座で個展のお知らせが届いた。ご夫婦で参加された方から個展を見た後グループで昼食会をし、その後セカンドハウスに案内しましょうと誘って戴いた。夜3回目の映写会もするという。「銀座で個展」。ウキウキ気分でマリオン向かいのギャラリーへ。
旅行中に題材を得たもの70点を含む80点が展示され、船友が20余名集って来た。絵は抑えた色使いながら、船上や寄港地での風物を丁寧に緻密に描写してあり、土地土地の人の表情や土の匂い迄伝わって来た。とりわけ船室の丸窓からイルカが乱舞する海を描いた小さな一枚は私の目を捉えた。表題だけで値段は付いていない。堪能させてもらい一反は会場を出たが「ヤッパリあの絵は欲しい」。取って返し画家に申し出た。彼は喜んでくれ自ら値引きした。私はスコブル満足したので届けられた際には本来の値段にするつもり。
昼食後逗子まで足を延ばす。住いは海に面し船上にいる気分。海は静かだったが、台風時は波しぶきがビルを叩くと言う。ご夫婦と7人の客は宴やビデオを楽しみ、2人は帰り5人泊めて頂いた。翌朝浜辺を散策しマニュキア様の桜貝を拾った。
絵や写真、ビデオになった場面を世界一周仲間と懐古するのはもっと楽しい時間になったことでしょう。