玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*二十四節気の白露

2019年09月09日 | 捨て猫の独り言

 昨日は大気が冷えてきて露を結ぶころという白露だった。深夜に台風の襲来があり、今朝はぬれ落ち葉ひろいに励んだ。収穫を一時あきらめていたゴーヤが遅ればせながら例年並みほどに実った。ゴーヤカーテンの撤去はもうしばらく後になる。サルスベリの赤い花の下では、小さな白いアベリア、その横でハギも咲きだした。せっかく大きくなったカキの実がぽつぽつ落ちてそこにダンゴムシが群がる。この時期は庭に小鳥の姿はなく、キアゲハやジャコウアゲハやキチョウなどの蝶が飛び交う。

 肩の痛みはよく話題になる。ここしばらく左腕の痛みに悩まされている。肩の上げ下げや回転は問題ない。左の肘をあげた時などに鈍痛が走る。だから本人は上腕部が痛いという。いまある目や耳の不自由に比べれば何ほどのこともないと思うが、寝返りを打つ時などに気づいて目が覚める。だから鉄棒のぶら下がりも、しばらくは止めにしている。これではますます筋力は衰える一方だ。鏡の中に以前より細身になってしまっている自分を発見して仕方なしと思う。

 大相撲秋場所が始まった。上位陣が大勢休場しても満員御礼が続く現象には驚かされる。権力や権威に対して何かと寛容な日本の大衆ならばこそかと思われる。そして今年だけの現象であればいいのだが私のMLBへの関心は冷え切っている。ひいきのレッドソックスが宿敵ヤンキースに勝率で大きく引き離されて、ポストシーズン出場の可能性は全くない。NHKのBSは相変わらずこれまた不調のエンゼルスの試合を放映し続けている。大谷出場予定とはいえ、優勝に絡まないゲームは緊迫感がなく面白みに欠ける。

 現在欠かさない日課といえば、6時半のラジオ体操、生活習慣病に直結する夕食前の飲酒ぐらいだ。そうそう「カラマーゾフの兄弟」のコツコツ読書はめずらしく続いている。読書のたびに小林秀雄の「成熟したドストエフスキーが自在に腕を振るっている」との批評を思い出しながら、その作家の腕の冴えをじっくりと味わっている。いろいろあって7月は公民館の囲碁会を無断で全休して碁仇に心配をかけたが、その後は出席している。勝率は5割をキープしているが、気もちを奮い立たせて6割を目指す。

 

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