玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*ボビー・ジョーンズ

2021年04月19日 | 捨て猫の独り言

 生涯においてゴルフなるものに縁のない私が、マスターズトーナメントという男子ゴルフのメジャー大会が毎年4月にアメリカのジョージア州オーガスタで開かれていることを知ったのは1年以上前のことである。旅行前に娘の住むアトランタについての情報を収集している時に知った。

 オーガスタはアトランタから車で2時間ほどのところにあるジョージア州第2の都市である。大西洋のビーチに3泊4日の家族旅行のあとに、長いドライブの途中、オーガスタの静かな町を通って帰ったことが思い出される。マスターズの創設者ボビー・ジョーンズの墓がアトランタのオークランド墓地にある。今回の松山英樹のマスターズ優勝を契機に、創設者についてさらに調べてみた。

 ロバート・タイアー・ジョーンズ・ジュニア(1902~1921)はアトランタ生まれのゴルファー、弁護士で愛称はボビー。終生アマチュアを貫き、28歳の1930年に年間グランドスラム(4冠)達成の7週間後に競技生活から引退する。弁護士業務の傍らマスターズ・トーナメントの創設やそのマスターズが開催されるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのコース設計にも携わる。1974年に最初に世界ゴルフ殿堂入り、「球聖」と呼ばれる。(右は競馬の桜花賞)

  

 アトランタの娘からつぎのようなメールが来た。「アガスタの松山選手について、雨で中断のときはクラブハウスで他の選手との会話を避けて自分の車の中で雨が上がるのを待つ。何億円稼いでもミニバンを運転し、コマーシャルの飛行機でアトランタ、シカゴ経由で日本に帰るなど彼のシャイでひけらかさないところを報道しています。また優勝の瞬間、松山選手のキャディがコースに帽子をとり一礼する場面を、リスペクトが素晴らしいと讃えています」

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