玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

千代紙で番傘を折る

2007年03月17日 | ねったぼのつぶやき

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 デイケアーの日課は午前10時頃までに全員が集まり一服、バイタルチェックをした後、小1時間散歩をする。昼食後の4時までは利用者者さんの趣向に沿ってメニューは決める。趣向と言っても男女、年齢、好みは様々だから一様にはゆかず、グループが分かれることが多い。

 利用者さんは概して女性が多いので、手先を使うちぎり絵、折り紙、小物作り、脳トレのパズルや4時熟語探し、いろはガルタや百人一首などが多い。職員は介護福祉士、ヘルパーが主で、皆さん仕事熱心な上器用な人が多く、細かに根気強く教えている。必ずしも職員が教える側ばかりではなく、教わる事もある。

 先日は番傘作りに私も挑戦した。折り紙は限られた面を折ったり、開いたり、重ねたりだから1つづつの作業を丁寧にしなければ折り上がりが決まらない。「アレーッ、ソウダ、コウカナー」と眺めすかしつつ進め、ヤット出来上がった。柄を固定して上げ下げすると見事に開閉する代物で、何とも可愛らしい作品が ”ハイ 出来上がり !” どなたの顔もほころんでいた。

コメント (2)
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