玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*子供達だけで行けた

2007年03月30日 | 捨て猫の独り言

 春休みの大冒険は終わってみれば何でもないことでした。世田谷から小平のオジイチャマとオバアチャマの家まで初めて子供達だけで行くことにしました。私達は年の違う姉と妹のように見えますが小学2年生の双子の女の子です。私は子供だけで電車に乗ることを心配なんかしません。体の大きなお姉ちゃんは少し心配していました。京王線の仙川の駅までママに送ってもらい、府中駅で降ります。調布や一つ手前の東府中で降りないようにとママに注意されました。

 府中駅を降りるとすぐお姉ちゃんがケータイでママに報告しました。北口改札口に行くとオジイチャマが手を振っていました。30分近く待ったそうです。「ジジに会ってからママにケータイすればよかったのに」 とオジイチャマは言いました。次からのためにと国分寺駅南口行きのバス乗り場までの行き方を2回練習をしました。オジイチャマはPASMOを見て感心していました。切符を買わずにバスでも電車でも読み取り器にタッチするだけで乗ることができます。「デンシャモバスモ~PASMO」 のコマーシャルを教えてあげました。

 バスは後ろから乗ってタッチして、前から降りるときにもう一度タッチすることになっていました。仙川のバスは前から乗ってタッチは一度だけなのに何が何だかわかりません。バスは子供料金で110円ですが春休みの特別料金で50円でした。ただし現金のみと赤字で書いてありました。オジイチャマは慌てて 「PASMOは使わない方がいい」 と言いました。タッチしないで降りました。オジイチャマはこれで大丈夫かなと乗った時のタッチがいつまでも気になるようでした。

 国分寺駅からは西武線で鷹の台駅まで行きます。キップはオジイチャマが前もって買っていたのでここでもPASMOは使いませんでした。玉川上水の踏切が見えてきました。この駅からは自分達で家の玄関まで行くことができます。もう3年生になったから300円もらって貯金箱に入れました。明日の分の300円を絶対忘れないようにします。大学生になったら千円です。オバアチャマと一緒に畑の菜を取っておひたしを作りました。思ったとおり夜ごはんはいつもの手巻き寿司でした。 

コメント (1)
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