玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

生後5ヶ月

2006年10月12日 | 捨て猫の独り言

 娘は車で40分のところに住んでいる。共働きである。それで土日以外は私設の保育園に赤ちゃんを預けている。母乳で育てている。男親も女親も赤ちゃんが可愛くて可愛くて仕方がない。赤ちゃんをもみくちゃにしている。結構なことだ。保育園が休みの時に、じじばばがまる一日これまで2回預かった。ミルクを飲ませるのに手を焼く。と言ってもじじは眺めているだけだ。

 赤ちゃんが私の顔を見て笑う。私も思わず微笑む。私の子供にもこんな頃があった。天使だった我が子がいつからこんなに憎まれ口をきくようになったかとお嘆きの方にお伝えしたい。運が良ければ長い人生のなかでもう一度天使に会えますよ。会えば元気がもらえて、得した気分になること請け合いです。期待しましょう。そして我が子でないから気持ちもいくぶん楽です。

 最近ばばが風邪をこじらせて入院した。回復して退院直前に2日の外泊が許されて帰宅した。それに合わせて娘と赤ちゃんの2人が2泊した。赤ちゃんはすぐに寝返りして腹ばいになり、しきりに頭をもたげている。頭がいかにも重そうだが腹ばいの方が快適なようだ。両手を整えてやると腕を伸ばした腕立て伏せ状態になる。

 離乳食などのことが話題になった。買い物に出たときに、ばばの考えで 「5ヶ月頃からの赤ちゃんのはじめてのおやつ」 を購入した。ベビー用品売り場に置いてあった。新潟県亀田製菓のすうっととけるよハイハイプレーンという。これまで母乳と哺乳びんだった赤ちゃんがスプーンで水を飲み、せんべいを口に含んでいる。口を上下に動かしている。慣れるにつれてせんべいにくらいつくようになる。初体験が快適なのか、足を突っ張り両目を寄せて鼻息荒く甲高い叫び声をあげる。ご機嫌である。大人達はこの様に事態が進展するとは予想していなかった。それで10月8日はせんべい記念日。家で待つ男親もこの様子を見たらびっくりすることだろう。ばばがアボガド、豆腐、ご飯、バナナ、ジャガイモなどつぎつぎにすりつぶして試していた。こちらはその大胆さにおろおろするばかりである。この日赤ちゃんはせんべい以外ではアボガドだけを受けつけた。

コメント (3)
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