玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

100円老眼鏡

2006年07月23日 | 捨て猫の独り言

 昨年9月に右目、その7ヶ月後の今年3月に左目の白内障の手術を受けた。最初に受けた右目の炎症が治まらず、今でも目薬を使用している。クラビット、ジクロード、リンデロン、キサラタン、チモプトールなどである。

 手術前の視野検査で左は正常、右に軽度の緑内障が見られた。緑内障とは何らかの原因で眼圧が高くなり、視野を失う病気だ。回復は不可能で、それ以上の進行を抑えるしか術はない。次々に両目の手術を受ける人もいる。私の場合はレンズがずれて接着したのが原因で、先に受けた右目の炎症が治まらずに7ヶ月も間を空ける結果になった。

 後に手術した左は順調で鮮明に見えている。右は炎症の外に、再び濁りが現れて一度は回復した視力が低下している。右と左を手術した有能な医師はそれぞれ退職して今はこの病院にいない。

 誰も注目してくれないが、手術後はメガネをかけなくなった。文字を見るときだけ100円ショップで手に入れた老眼鏡をかける。読書のときはさらに拡大鏡も使う。読書以外は不自由していない。白内障の手術から3ヶ月もすると視力は安定して、ちゃんとしたメガネを作れると聞いていた。今度は大枚を叩いてでもとびきりのメガネをと考えているが、いまだ実行できずにいる。体については、これから何があろうとも 「すべて想定内」 ぐらいの気持ちでいくことにした。

コメント (1)
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