玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

①英語特訓から見えた

2005年12月25日 | ピースボート世界一周
Peace_boat_016_2
 帰宅してそろそろ10日あまり、衣替えから荷解き、獲りためたフイルムのパソコンへの入力と削減など済ませヤット一息つきました。

 そこへ昨夜たまたま外国からの来客を我が家に迎えました。来客は訪日2度目で全く日本語は話せません。chance到来、洋上での語学学習を試してみようと思ったのですが、4時間弱の時間の中で思っていることの2割程度しか口から出てきません。もっとも同伴して来たあちらの息子(どうやら私の航海中に我が家の婿殿に決まったらしい)や、英語を縦横に操る我が家の娘がいなければ、苦労しつつももっと話せたのにと思うことしきりでした。洋上ではコミニュケーションが成立するまで時間をかけたり、言い直したり出来たのですが、昨夜は彼らが手短にしかも正確に話し直してくれるので、わかりあえた喜びには程遠いものでした。洋上では語学学習以外にもhearingの機会は多く、「聞き取れる度合いは良くなったかな~」と喜んでいたのですが。

 peace boat上では英語教師約20人、ボランティアの通訳約15~6人、スタッフ(外国人も含め)約10人でいずれも3ヶ国語出来る人はザラでした。 クルー(部屋の掃除、食事の世話、船の手入れなどする人)は約300~400人で、彼らすらも自国語以外に英会話が出来ることが条件のようでした。

 10年近くあるいはそれ以上学んでなお手をこまねいている私達の世代。やっぱりそこから脱却しなくっちゃ・・・というより語学学習をとおして如何に自分が日本のことを知らないかが見えてきた事でした。

コメント (1)
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