玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

無事帰宅しました

2005年12月18日 | ピースボート世界一周
Peace_boat_1422
 12月15日夜10時やっとわが家にたどり着きました。玄関前で最後の写真をハイ・パチリ。さすがに冬の海、日本近海といえども波が高く、着岸の予定が7時間遅れて午後3時になりました。横浜では500人余の乗客が順次に下船し、税chekを含め5~6時間は要したろうと思われます。そのため神戸の下船は翌日となりました。
 
 3日前までは5時起きして半袖のTシャツに着がえ、首には汗拭きのタオルを巻いて甲板上でウオーキング、ラジオ体操、太極拳と小一時間外に居りましたので、急な冬支度に慌てふためいています。日本での秋をぶっとばし、暑い夏を2回過ごした名残がしっかり私の体(特に顔、手)に残っており、女性の3大敵である色黒、シミ、シワと朝夕鏡の中で対面しては、「そのまま此処に居座る気?」となでたり、ひっぱってみたりしています。勿論日焼け対策はしたのですが、強い照り返しや、塗り直しなどやってられない。

 「ところでどうだった?」が一番知りたいことでしょう。私はとても楽しめた。船上でも色んな意見、苦情、非難はては職員に対して吊るしあげまであったやに聞きました。確かにNGOが主体になって運営している性格上職員も若く、至らない点も散見されたが、社会経験が豊富だからといって、クレームばかりつけていたのでは自分ばかりでなく周りにも不快感をもたらします。
   
 これからの日本を背負ってたつ若者と、仕事を終えて一段落し第二の人生を始めた者を同じ船に乗せての旅です。それでも双方の満足度を高めるために、運営者や若い乗客が如何に力を尽くしているかが見えて、若者の持つ限りないエネルギーに感じ入るばかりでした。本文中の写真はクリックで拡大します。



コメント (5)
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