あられの日記

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目黒不動の狛犬達

2016年09月05日 11時29分47秒 | 犬&狛犬シリーズ
等救援船散歩。九品寺さんを後に移動。次なる目的地は目黒不動尊です。実は初訪問。今一所在が分からなかったんだけどさ。
これ!道の街灯が参道の証!
目黒不動尊に入る直前、なんか見つけた!

【権八・小紫の悲話伝える比翼塚】だって。
説明板発見:処刑された愛人●●権八と、彼の墓前で自害した遊女小紫。その悲話は”後追い心中”として歌舞伎などで有名だが、この比翼塚は、二人の来世での幸せを祈り建てられたという」
権八!何やった!!説明板は一部痛んでて判読出来ませんでした。

さて、目黒不動尊到着です。
いや、嘗めてた!思いの外、目黒不動尊が大きい!いやね。東京都内、区内だもの。一部の寺社仏閣を除いたら、ちっさいのしか残ってないと思ってたの!
あ。境内図発見。これを見て!

でっかいでしょ?江戸のにぎわいを彷彿とさせる不動尊。寺域が現存してる一因は、境内に高低差があるからだとは思うが。
あ。説明板発見:瀧泉寺りゅうせんじ(目黒不動尊)
天台宗泰叡山瀧泉寺は、大同3年(808古っ!)に慈覚大師が開創したと言われ、不動明王を本尊とし、通称「目黒不動尊」と呼び親しまれています。江戸時代には3代将軍徳川家光の帰依により堂塔伽藍の造営が行われ、以降幕府の厚い保護を受けました。また、五色不動(目黒・目白・目赤・目黄・目青)の一つとして広く人々の信仰を集め、江戸近郊における有名な行楽地になり、門前町とともに大いににぎわいました。さらに江戸時代後期には富くじが行われるようになり、湯島天神と谷中の感応寺と並んで「江戸の三富」と称されました。
境内の古い建物は、戦災でその大半が焼失しましたが、「前不動堂」と「勢至堂」は災厄を免れ、江戸時代の仏像建築の貴重な姿を今日に伝えています。
その他、境内には「銅造役の行者倚像(いぞう)」、「銅造大日如来座像」があり、仁王門左手の池近くには「山手七福神」の一つ恵比寿が祀られています。
裏山一帯は、縄文時代から弥生時代までの遺跡が確認され、墓地には甘藷先生として知られる青木昆陽の墓があります。
へえ〜へえ〜へえ〜。ってか、物見遊山的な行楽地だったから、あれこれ満載なんですねっ。これでも江戸時代に比べると小ぶりになってるとか。凄いわ。何はともあれ見てこうか?

狛犬発見〜。私的チェックポイントの一つ。続いてまた狛犬。

更に狛犬。

そして狛犬。

ん?これは狛犬じゃなくてお稲荷様か?

こっちが対のお稲荷様。でもよく見たらたれ耳だからやっぱりモデルは犬かもしれん。

水掛け不動です。

水掛け不動の立つ水場は、独鈷の瀧って命名されてます。

…謎の動物。なぜここにいるのか?カエルなのは「いつかカエル」にかけてあるのかな?

説明板発見:鷹居(たかすえ)の松
江戸幕府3代将軍徳川家光が寛永(1624−1644)の頃、目黒不動尊の近くで狩猟中に愛鷹が行方不明になりました。家光が目黒不動別当の実栄という僧に祈らせた所。鷹はたちまち境内の大きな松の枝に飛び戻ったといわれています。
これ以後、家光は不動尊を深く信仰するようになり、火災によって焼失していた目黒不動尊の堂塔を次々と再建させ、寛永11年(1634)には諸堂末寺を合わせ50余棟に及ぶ壮大な堂塔伽藍が完成したといいます。
幕府の保護を受けて以来、歴代将軍が目黒不動尊へ参詣するようになると、江戸庶民にも不動信仰が広がり、目黒不動尊は江戸近郊の有名な行楽地の一つとなり、大変にぎあいました。
尚。現在の松は「鷹居の松」の話から何代か後のものになります。
徳川歴代将軍の参詣か。そりゃあにぎわう訳だしいろいろあるのも納得だね。この先階段。ありがちな急階段と緩い階段がある。もちろん緩い方を上ります。

あ。これ、何かの漫画で見た事あるわ。本物見たの初めてだけどさ。

なぜにここで役の小角??あ。説明板発見:銅造役の行者倚像
役の行者(役小角ともいう)は、奈良時代の山岳修行者で、修験道の祖として崇拝されている人物です。この像は寛政8年(1796)の作で、総高142.2センチ、坐高92.7センチです。やややせ形の神秘的な面相、均整のとれた体躯や手足の表現、法衣や袈裟の衣文のしわなどもとても巧みで江戸時代の銅造彫刻として優れた遺品の一つです。
表面は黒光りしており、これは鋳工の間でカラス銅と称される銅色です。
頭巾を山高にかぶり、木の葉の肩衣をかけ、右手には錫杖を、左手には巻子を持っています。
また像の腹部、胸部、腕部などに刻銘があり、そこから願主の名や、神田に住んでいた鋳工太田駿河守藤原正義の制作であることがわかります。
う〜む。誰がモデルだったんだろうね?

階段途中のあれこれを見ていると、階段辛い〜とかぼやく間もなく上の段に到着しました。

あ。ここにも狛犬。目黒不動尊って狛犬が多いなあ〜。奉納品だと思うけど。狛犬画像が多いから、今日の記事のカテゴリーは「犬・狛犬シリーズ」に入れておこう。

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