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あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

芝増上寺

2012年02月28日 05時42分52秒 | 神社・仏閣
泉岳寺を堪能した後、都営地下鉄で移動したのは大門駅です。
増上寺の周辺には、芝公園・御成門・大門と駅は3つもあるのですが、大門をチョイスしたのには理由があります。
ここでトップ画像を見て下さい。道にまたがって建つのが大門。です。
道にまたがる門、珍しくないですか?実はかつてここは既に増上寺の境内だったんですよ。だから、大門をくぐる所から増上寺参拝が始まるんです。
増上寺の堂宇の配置には仕掛けがあって、大門から大殿本堂に至る道のりは、穢土(えど)…我々の世界のこと…から極楽浄土に至る世界を表しています。
門の奥に三門が見えてます。
大門から三門 約108間。三門をくぐり108の煩悩から解脱(げだつ)する。
大門。
道にまたがる大門。
まさか~~っ!!徳川の葵の御紋がかかっています。しかも、この幕、布製ですよね?道路交通法的にOKなのか???や。そもそもここに道があるのが間違いだよね??だからこれは特別措置なのか~!!そうなのかぁああああ~~っ!!
増上寺のホームページによると、『大門は総門・表門にあたり、地名の由来になってる門です。現在のものは国道の通行整備のため、昭和12年(1937)に原型より大きく、コンクリート製に作り直されたものですが、旧大門は慶長3年(1598)に江戸城の拡張・造営にあたり、増上寺が芝に移転した際、それまで江戸城の大手門だった高麗門を、徳川家康公より寺の表門として譲られたものでした。その旧大門は大正12年(1923)の関東大震災により倒壊の恐れが生じたため、両国・回向院に移築されましたが、昭和20年の空襲により焼失しています。』だそうで。(なぜに両国・回向院が青字なのか?と言うと、この後訪問したからです。後日記事のしますので期待して待ってて~)
そうなんだよね。江戸・東京の歴史的建物は、関東大震災と第二次世界大戦時の空襲で大概焼失もしくは倒壊してて現存してないんだよね。京都・奈良を観光した後東京歴史観光したならば、どれだけの神社・仏閣が鉄筋コンクリート製か。驚くよっ。東京の神社・仏閣は、形こそ京都・奈良のものとあんまり変わりませんが、鉄筋コンクリート製ばっかだよ~。
大門から三門
画像右手に木が見えますか?これもかつての増上寺の名残じゃないかな~?でもここで目立つのは木じゃなくて、三門の向こうに見えてる東京タワーですよね。やっぱ東京タワーが見えるとワクワクする~~~。東京タワーも実はかつては増上寺の境内でした。
ちなみに、東京タワーのてっぺんは、去年の3月11日の東日本大震災の揺れでアンテナが曲がってしまったんですってよ?う~ん??最近目が悪くなってるのか、見えない~。分からない~~。
三門(三解脱門)。
三門に『ブラタモリ』で上がってましたね。いいなぁ~~っ!!と思った人が多かったようで、去年期間限定で三門に上がれたんですよ。行けばよかったぜ。あ。現在ーーつーか、普段は立ち入り禁止です。
三門(三解脱門) 増上寺の表の顔として、東京都内有数の古い建造物であり東日本最大級を誇るこの門は、増上寺の中門にあたり、正式名称を三解脱門といいます。
徳川幕府の助成により、幕府大工頭・中井正清とその配下により建立。元和8年(1622)に再建されました。増上寺が江戸の初期に大造営された当時の面影を残す唯一の建物で、国の重要文化財に指定されています。
三解脱門とは三つの煩悩「むさぼり・怒り・愚かさ」を解脱する門のこと。
建築様式は三戸二階二重門、入母屋造、朱漆塗り。唐様を中心とした建物に、和様の勾欄が加味され、美しい。二階内部には釈迦三尊像と十六羅漢像が安置してある。
この門ってば江戸の初期から建っているオリジナルなのですね。へえへえへえ~~!!
三門から大殿へ。距離にして約48間。阿弥陀仏の48願。

参道から大殿前に至る階段。 18段。阿弥陀仏の本願。第18願。
ここで大殿へ至る階段の画像をお見せしたいのですが、撮影し忘れました!!上の画像で遠くに見えてるのがソレかと?
大殿に上る階段。 25菩薩をあらわし、25の階段となっています。
大殿 戦災に遭い焼失。昭和49年(1974)に再建。ご本尊は阿弥陀如来様(室町期制作)。両脇壇に善導大師と法然上人の像が祀られている。
ってことは、増上寺は浄土宗なんですね。
調べました!
増上寺は三縁山広度院 増上寺が正式名称。
浄土宗 大本山(浄土宗七大本山の一つ)
徳川家康公の帰依を受け、大伽藍が造営された。以後徳川将軍家の菩提寺となりました。
戦災により徳川将軍家霊廟は焼失。
焼失を逃れたのは三門・経蔵・黒門など境内のわずかな建物で、再建にあたり近代的に整備された。

まずは何はともあれ参拝。
と大殿に入ったのですが…。なんかねえ。法要中?や、これは門徒による読経大会かな?
外国人の男性が一心にガン見してました。わかるう~~。
あれ??写真を撮ってる人がいる。いいの??

一応携帯電話のシャッターを切りましたが、法要中は撮影禁止です。(出る時に『法要中は撮影禁止』と書いてあるのを見つけました。申し訳ない)
大殿も大きくて、中にこんな太鼓を見つけました。

これって、以前春に増上寺を訪問した時に僧侶が舞楽を奉納してたのですが、あれに使う奴ですかね?
安国殿内部
大殿の右手にある。恵心僧都の作と伝えられる秘仏黒本尊(阿弥陀如来)が祀られている。(御開帳は正月・五月・9月の15日)黒本尊は家康公が深く信仰した阿弥陀如来像で、勝運・厄除の仏様として、江戸以来広く人びとの信仰を集めている。
安国殿の外見は真新しく落成したばかりに見えました。ので萌えが発動せず画像がありません。
お守りには葵の御紋が入ってました。これはなかなかに萌えっ!!買おうかだいぶん迷ったんですが、うかつにお守りを買うと、返す時に大変なのでぐっと我慢です。や。更に買おうかどうか真剣に迷った品があった!それは線香立て用の砂!!これが~~っ!!金色でっ。何度も洗えて、しかも線香の灰があっという間に流れていく!という優れものっ。欲しいっ!でも今買ったら、今日一日砂を持ち運ばんとイカン。それは嫌~~~っ!!
ってなことで、明日は徳川将軍家霊廟の紹介です。   歴史 ブログランキングへ

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (あっこ)
2012-03-01 19:19:58
私は、古地図柄のふろしきに胸キュンしてましたよ。
でも、いつ使うんだ?と自制しました。

あれが、お弁当風呂敷サイズなら買ったのにな。
返信する
移動の少ないので (あられ)
2012-03-02 07:11:37
あっこさん、おはよう~
1月27日&2月3日の都営地下鉄1日きっぷを利用しての散歩は楽しかったけど、移動時間が無駄だったと思いませんか?
次は一駅散歩にしましょう。
テーマを例えば赤穂浪士にしてしまうと、移動しなきゃならない。次は一駅間にある歴史のあれこれを巡るに変更して、タイムロスを省いた方が時間に余裕が出ると思うんだ~。
1カ所辺りの観光にもう少し時間をかけると、感動が更に味わえるかも?
次のお出かけで試してみよう。まずは来週辺り?
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