あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

東京モスク見学

2012年01月23日 05時23分09秒 | 神社・仏閣
訪問日は2011年11月26日(土曜日)です。
その日、渋谷の観世能楽堂で能楽鑑賞へ出かけました。開演は12時30分。開場は12時。晴れた午前中がもったいなかったので、家を早めに出て寄り道することにしました。
目的地は小田急線代々木上原駅からほど近い東京ジャーミィ(別名:東京モスク)。こちらは以前改築直後に訪問したり、叔母を案内したことがありますが、行くたびにあちらこちらが変わってるので楽しみでした。
そして到着したのはオープン時間の午前10時です。まだ、誰~もいない。
の前に、まずは日本人がイスラム寺院を訪れる際の注意事項を知る必要がある。
あ。ここ東京モスクはトルコの人が建て、トルコの人によって運営されているので、初めて訪れた時は、日本語がわかる人がいなかったという…。宗教上の守るべきものは守らないとな。
ってな事で日本人が観光気分で訪れた際に遵守すべき注意事項はこちらです。

東京モスクの記事は2回に別けてお届けします。今日はモスクの外観を。明日はモスクの内観を紹介しますね。では、画像増量で~~。

東京モスクの入り口です。
モスクにはあちこちに『カリグラフィー」があります。カリグラフィーは装飾文字なので、日本人の目からすると単なる模様に見えてしまうんですが、全てのカリグラフィーにはちゃんと意味があるんですよ。
ってなことで、解説いきます。
まず上の画像に写っているカリグラフィーの意味は。画像上部。一部漢字の「東京」と書いてある場所。「東京ジャーミィは神の館。この地にあまねく永遠の聖なる光を」
そんで扉。左の扉の上にあるカリグラフィーは「すべてはアッラーの御心のまま。(本当に)アッラー以外には何の力もございません」(コーラン第18章39節)

上部にあるカリグラフィーは「そして水から一切の生き物を作ったのである、と崇高なるアッラーはおおせられた。(コーラン第21章30節)
なぜに水かと言うと、下にこんな水場があるからです。

日陰で見えにくいかもしれませんが。建物の壁にあるカリグラフィーは、「アッラー以外に信仰に値する神はなし」
「凡そ栄誉は、アッラーと使徒、そしてその信者たちにある。だが偽善者たちには、これが分からない。(コーラン第63章8節)

まず上部の丸い中に書かれているのは「慈悲あまねく慈悲深きアッラーの御名において」
下のは長い「アッラー、彼の外に神はなく、永生に自存される御方。仮眠も熟睡も、彼をとらえることは出来ない。天にあり地にあるすべてのものは、彼のものである。彼の許しなくして、誰が彼の御許で執りなすことが出来ようか。彼は(人びとの)、以前のことも以後のことをも知っておられる。彼の御意に適ったことの外、彼らは彼の御知識に就いて、何も会得する所はないのである。彼の玉座はすべての天と地を覆って広がり、この二つを守って疲れも覚えられない。彼は至高にして至大であられる。(コーラン第2章255節)

携帯電話を使って撮影してるので、あんまり拡大出来ないんだけどね。画像中央の扉の上には「慈悲あまねく慈悲深きアッラーの御名において」です。

上の画像上部は「(門番は)あなたがたは立派であった。ここにお入りなさい。永遠の住まいです。(と言う)」(コーラン第39章73節)
木の枝がかかって扉に左側にカリグラフィーが写ってません。右の扉上部には、「慈悲深き主から『平安あれ』との御言葉もある」(コーラン第36章58節)
明日はモスクの内部を紹介しますね。
人気ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 素敵な瑞泉寺の晩秋 | トップ | 東京モスク内観 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神社・仏閣」カテゴリの最新記事