町田ダリア園を見物した後、歩き足りなかったので、七国山をハイキングすることに。
期待した白いソバの花は既に終了し、ソバの実を刈り取るのを待つばかりとなってました。
あ~あ。つまんないの~~。
ふと、ハイキングコースから薬師堂へ行けることを思い出す。
薬師堂のイチョウの巨木は、黄色く紅葉すればさぞ見応えがあることでしょう。でもさすがに11月1日ではムリかな~?
でも、少しでも色が変わってるだけでも、後は妄想で補えるハズっ!と。紅葉が始まってることを期待して寄り道しました。
ん?
幟がたくさん立っている?お祭りじゃないハズだけど、これはどうしたことだ??
赤い幟に誘われるように足早になりつつ、薬師堂が見えて来ました。
あ~れ~?
イチョウがショボい…。見れば、イチョウの木の根元に、剪定したイチョウの枝が積み重ねてありました。
あ~~。切っちゃったんだあ~…。も。ガックリ!
でもまあ、ここまで来たんだから、薬師堂にお参りしておこう。と。お堂に近づいてゆきましたらば!
んん??
本堂の扉が開いている。これはどうしたことだ??

見れば「東京都文化財公開ウィーク」の旗が閃いてます。
あ。
そうだっ!今日は11月1日じゃないのっ。という事は、文化財公開ウィークの最中なんだっ!!
ら、らっき~。
早速、本堂に近づいていきますれば、中から「どうぞお入り下さい」と誘う声が。
ありがた~く、入堂し、ご本尊を近くに見つつ拝みます。
すると、デープの音が流れて来ました。
「中央におまつりされているご本尊さまは、薬師如来さまです。お薬師さまの右は日光菩薩さまが、左には月光菩薩さまが脇仏としてまつられています。更に左右に6人づつの神様がまつられていて、全部で15体の仏像が祀られています。
この御堂の薬師如来様は、天平年間(今から約1270年前)に行基さまが彫られたものであると、現存する巻物に記されています。古来よりお薬師さまは、眼病にご利益のある仏様として信仰されてきました。町田市内にある木で彫られた仏像としては、最も古い仏像であることが認定されて昭和62年町田市の文化財に指定されました。
ご本尊さまは秘仏です。12年に1度、虎年の四月上旬から5月上旬の1ヶ月だけ扉が開かれ、拝観することが出来ます。普段は拝観出来ませんので、写真を撮って飾ってあります…」
なにっ?
ご本尊は仏教界のビッグネーム行基作だって?!
それでもって、12年に1度の1ヶ月間しか見られないのに、文化財公開ウィークには公開してるんかいっ!!
一気に萌え度はアップしました。
テープは続きます。
「天井には、墨絵の龍と彩色された二人の天女様が描かれています。

描いた人は、ふすま絵や屏風絵で有名な狩野派の絵師、狩野信矩という人です。明治30年(1897)に描かれた事が天井の右の隅に記されています。龍を描く時には、村人が総出で墨をすらされたそうです。どちらの絵も、この御堂の分家である華厳院の広間で描かれた後、この御堂に運ばれたまつられました。
この御堂は、明治16年(1883)に再建されたものです。この御堂の特徴は、彫り物と総欅造りである事です。又、御堂の中には2匹、外には13匹の獅子が彫られています。御堂の入り口にまりを抱えた獅子が彫られていますが、
まりの中の玉は、ころころと動くようにまりの外から彫りぬかれています。
お賽銭箱の上の龍の彫り物や外廊下の角の木組みの他、御堂と外はしらとの間をすかし彫りにした曲がっているえびごうりょうは特に素晴らしい作品です。
どうどゆっくりご覧欄下さい。」
テープが終了してまずした事は、天井の龍を見る事です。でもねっ。真上を見るのは大変です。
見づらそうにしていたら、ご住職が「龍を上手に鑑賞するコツは、寝転がって見上げる事です」とおっしゃって下さったのですが、さ~す~が~に~っ!!行基様の薬師如来さまの前で寝転がるのは、チキンハートな私には無理でした~。
そんでもって、次にしたのは「天女様はどこですか?」と尋ねましたらば、ご本尊&日光月光菩薩像の両脇の天井に天女様がお二人いらっしゃいました。
う~つ~く~し~い~~っ!!
ご住職に「天女様を携帯電話で写してもいいですか?」と伺いましたれば、「撮影くらい問題ないです」とのお返事をいただいたので、撮影してみました。
ああ~。この時程、ちゃんとしたカメラを持ってくるんだったと後悔しました。

せめてものお礼に、私としては最大限の謝意を込め50円のお賽銭をお賽銭箱に投入しておいた。
たった50円かいっ!というツッコミはなしの方向でお願いします。

期待した白いソバの花は既に終了し、ソバの実を刈り取るのを待つばかりとなってました。
あ~あ。つまんないの~~。
ふと、ハイキングコースから薬師堂へ行けることを思い出す。
薬師堂のイチョウの巨木は、黄色く紅葉すればさぞ見応えがあることでしょう。でもさすがに11月1日ではムリかな~?
でも、少しでも色が変わってるだけでも、後は妄想で補えるハズっ!と。紅葉が始まってることを期待して寄り道しました。
ん?
幟がたくさん立っている?お祭りじゃないハズだけど、これはどうしたことだ??
赤い幟に誘われるように足早になりつつ、薬師堂が見えて来ました。
あ~れ~?
イチョウがショボい…。見れば、イチョウの木の根元に、剪定したイチョウの枝が積み重ねてありました。
あ~~。切っちゃったんだあ~…。も。ガックリ!
でもまあ、ここまで来たんだから、薬師堂にお参りしておこう。と。お堂に近づいてゆきましたらば!
んん??
本堂の扉が開いている。これはどうしたことだ??

見れば「東京都文化財公開ウィーク」の旗が閃いてます。
あ。
そうだっ!今日は11月1日じゃないのっ。という事は、文化財公開ウィークの最中なんだっ!!
ら、らっき~。
早速、本堂に近づいていきますれば、中から「どうぞお入り下さい」と誘う声が。
ありがた~く、入堂し、ご本尊を近くに見つつ拝みます。
すると、デープの音が流れて来ました。
「中央におまつりされているご本尊さまは、薬師如来さまです。お薬師さまの右は日光菩薩さまが、左には月光菩薩さまが脇仏としてまつられています。更に左右に6人づつの神様がまつられていて、全部で15体の仏像が祀られています。
この御堂の薬師如来様は、天平年間(今から約1270年前)に行基さまが彫られたものであると、現存する巻物に記されています。古来よりお薬師さまは、眼病にご利益のある仏様として信仰されてきました。町田市内にある木で彫られた仏像としては、最も古い仏像であることが認定されて昭和62年町田市の文化財に指定されました。
ご本尊さまは秘仏です。12年に1度、虎年の四月上旬から5月上旬の1ヶ月だけ扉が開かれ、拝観することが出来ます。普段は拝観出来ませんので、写真を撮って飾ってあります…」
なにっ?
ご本尊は仏教界のビッグネーム行基作だって?!
それでもって、12年に1度の1ヶ月間しか見られないのに、文化財公開ウィークには公開してるんかいっ!!
一気に萌え度はアップしました。
テープは続きます。
「天井には、墨絵の龍と彩色された二人の天女様が描かれています。


描いた人は、ふすま絵や屏風絵で有名な狩野派の絵師、狩野信矩という人です。明治30年(1897)に描かれた事が天井の右の隅に記されています。龍を描く時には、村人が総出で墨をすらされたそうです。どちらの絵も、この御堂の分家である華厳院の広間で描かれた後、この御堂に運ばれたまつられました。
この御堂は、明治16年(1883)に再建されたものです。この御堂の特徴は、彫り物と総欅造りである事です。又、御堂の中には2匹、外には13匹の獅子が彫られています。御堂の入り口にまりを抱えた獅子が彫られていますが、

お賽銭箱の上の龍の彫り物や外廊下の角の木組みの他、御堂と外はしらとの間をすかし彫りにした曲がっているえびごうりょうは特に素晴らしい作品です。

テープが終了してまずした事は、天井の龍を見る事です。でもねっ。真上を見るのは大変です。
見づらそうにしていたら、ご住職が「龍を上手に鑑賞するコツは、寝転がって見上げる事です」とおっしゃって下さったのですが、さ~す~が~に~っ!!行基様の薬師如来さまの前で寝転がるのは、チキンハートな私には無理でした~。
そんでもって、次にしたのは「天女様はどこですか?」と尋ねましたらば、ご本尊&日光月光菩薩像の両脇の天井に天女様がお二人いらっしゃいました。
う~つ~く~し~い~~っ!!
ご住職に「天女様を携帯電話で写してもいいですか?」と伺いましたれば、「撮影くらい問題ないです」とのお返事をいただいたので、撮影してみました。
ああ~。この時程、ちゃんとしたカメラを持ってくるんだったと後悔しました。

せめてものお礼に、私としては最大限の謝意を込め50円のお賽銭をお賽銭箱に投入しておいた。
たった50円かいっ!というツッコミはなしの方向でお願いします。
